2024年 5月 8日 (水)

ぼけない、老けない、病気にならないために...食べたほうがいいものは?【尾藤克之のオススメ】

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55歳からの長寿食は「肉・魚ファースト」で

   55歳からの長寿食は「肉・魚ファースト」が基本だと菊池さんは言います。

「食事は野菜から食べ始める『ベジタブルファース』をご存じですか? 野菜から食べると、食後の血糖値の上昇がゆるやかになるため、肥満や糖尿病を防ぐ効果があると言われています。たしかにそのとおりです。それが大切なのは、60歳くらいまでの話です。65歳からは、肉や魚から食べ始める『肉・魚ファースト』が断然おすすめです」(菊池さん)
「その理由は、肉や魚に豊富な『たんぱく質をしっかり食べる』ことで、病気にならない(免疫力が高い体)、寝たきりにならない(一生スタスタ歩ける元気な体)をつくることが重要だからです。たんぱく質は、筋肉をはじめとして、内臓、血液、血管、骨、皮膚、毛髪など体のあらゆる組織の材料になります」(同)

   さらに、免疫細胞や免疫に関連する物質の材料としても重要で、病気やケガに対する抵抗力や回復力を高める働きもある、と菊池さんは言います。ところが65歳になると、食が細くなってくるため、たんぱく質を食べる量も自然と減ってしまうのだとか。

   本書では、管理栄養士の菊池真由子さんが、体と頭を強くする「おいしい食べ方」を一挙紹介しています。免疫力を上げる! スッキリやせる! バリア機能を強くする! 一生スタスタ歩ける! 老化にブレーキをかける! 認知症を防ぐ! 65歳から、楽しく元気に生きる力がつく一冊です。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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