日銀の金融政策「修正」で、日米の金利差はこれからどうなる?(7月31日~8月4日)【株と為替 今週のねらい目】

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外国為替市場 ドルがしっかりの展開か 日米の金利動向には注意が必要

東京外国為替市場見通し(7月31日~8月4日)
ドル・円予想レンジ:1ドル=138円50銭~143円50銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルがしっかりの展開か。

   前週のドル円相場は、ドルが小幅上昇した。7月26日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25%の利上げが決定したが、米国のインフレ鈍化から利上げ打ち止め観測が強まった。くわえて、日銀が28日に金融政策の修正を発表したことで、ドルは一時1ドル=138円前半まで下落した。

   しかし、日銀の植田総裁が「金融正常化へ歩み出す動きではない」と発言したことで、ドルは1ドル=141円台まで上昇した。

   今週のドル円相場は、ドルがしっかりの展開となりそうだ。

   米国では、インフレ鈍化から利上げ打ち止め観測が強まっているものの、FRB(米連邦準備制度理事会)は年内に再度の利上げを行う姿勢を崩していない。また、日銀の低金利政策が継続されることに変わりはないため、日米金利差を背景としたドル高基調に大きな変化はないだろう。

   ただ、日銀が金融政策の修正に踏み出したことで、金利動向には注意が必要だ。日米の金利動向には神経質な動きとなりそうだ。

◆国内外、今週発表予定の経済指標は?

   経済指標は、国内では31日に6月鉱工業生産、6月住宅着工統計、8月1日に6月完全失業率、6月有効求人倍率、2日に日銀金融政策決定会合議事要旨(6月15、16日開催分)などの発表が予定されている。

   海外では31日に中国の7月製造業PMI、8月1日に米国の7月ISM製造業景況指数、2日に米国の7月ADP雇用統計、4日に米国の7月ISM非製造業景況指数、4日に米7月雇用統計が予定されている。

(鷲尾香一)

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