企業向けの教育研修事業と採用支援事業を展開するジェイックは2026年5月19日、同社が提供する新入社員研修の受講生を対象に実施した新入社員の「入社の決め手やキャリア観について」の調査結果を発表した。
将来の目標「自己成長」が最多で75.0%
<新入社員に聞いた入社の決め手 3位「社員が魅力的」、2位「成長できる環境」、1位は? ジェイック調査>の続きです。
調査では続いて、今後のキャリアで実現したいことを聞いたところ、「自分の能力を高める、成長する」が最多の75.0%。次いで、「いまの会社で出世して年収を上げる」が52.2%、「ワークライフバランスを確立する」が45.7%だった。
また、「幸せな結婚をする」が31.8%、「社会貢献できる仕事に就く」が31.6%、「日本や会社の発展のために働く」が25.0%、「平凡に日常を過ごす」が21.1%、「語学力をつけて海外で働く」が7.2%、「起業する」が7.2%と続いた。
ジェイックは、「『自分の能力を高める、成長する』が例年通り最多となりました。一方で、2025年度調査と比較して最も伸び率が高かったのは『幸せな結婚をする』で、前年の26.8%から5ポイント増となり、仕事を通じた自己実現を重視しつつも、ライフイベントへの意識も高まっている傾向がうかがえました」と指摘している。
どこまで昇進したいか...「部長以上を目指す」が63.3%
「いまの会社でどこまで昇進したいか」を聞いたところ、「部長」が27.9%で最多となった。続いて、「取締役・役員」が21.2%、「課長」が18.7%、「経営者」が14.2%となった。一方、「昇進したいとは思わない」と回答した人も18.0%にのぼった。
ジェイックは、「2022年からの推移を見ると、中間管理職(課長・部長)への意向が減少傾向にあるのに対し、『経営者』への意向は過去最高を更新しました。昇進意欲の高い層がより高いポストを見据えるようになっていることがうかがえました」と指摘した。
上司に求めるのは「厳しさ」と「具体性」
上司に期待する教え方や関わり方について聞いたところ、「ダメなことをキッチリ指摘する」が48.4%で最多となった。次いで、「指示を具体的に出す」が43.9%、「褒めて長所を伸ばす」が36.1%、「仕事の目的や意味を教える」が32.6%、「ドンドン成長させる」が32.1%だった。
また、「無暗にプレッシャーをかけない」は28.9%、「仕事を丁寧に教える」は27.9%、「目標を具体的に示す」19.6%、「責任ある仕事を任せる」18.5%、「『最近の新人は・・・』と言わない」12.1%と続いた。
調査は2026年3月31日~4月13日にインターネットで行われ、対象者は同社が提供する新入社員研修の受講者。有効回答数は779人。