「日本中に衝撃が走りました」

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   「日本中に衝撃が走りました。松岡大臣の自殺です」

   キャスターの赤江珠緒の第一声で、疑惑の渦中にいた松岡農水相の自殺を特集した。どんな状況下でも自ら命を絶つというのは無残だが、番組は、数日前から死を覚悟していたのでは? なぜ死を選んだのか?に迫った。

   先日5月27日の日本ダービー。安倍首相が観戦したことが話題になったが、本来ならば競馬の監督官庁である農水省の大臣が首相をエスコートするのが通例だ。ところが松岡大臣は、2日前の金曜日に欠席を連絡。このあと熊本に帰郷。母親に会ったり墓参りをしており、番組では「最後の別れに行ったのではないか」と推測していた。

   また、それを裏付けるように、遺書が封書で6通、便せんで2枚残されていた。これらすべてに「私の不徳の致すところです」と、丁寧に書かれていたという。発作的に死を選んだというよりは、覚悟の上の自殺ではないかというわけだ。

   では、なぜ自ら命を絶ったのか?コメンテーターとして参加した岩井奉信・日大法学部教授は「緑資源機構の問題と思う。自民党内から『大臣を辞めろ』という声が出てきたなかで、辞めれば任命してくれた安倍首相のメンツをつぶすことになる。進退きわまったということではないか」。

   ところで、なぜか日ごろ発言の多い映画監督の井筒和幸など他のコメンテーターは黙したまま。赤江が「説明責任を果たして頂けなかったですね」に唯一、劇作家の坂手洋二がこれだけは言わせてとばかり「石原慎太郎都知事が『死をもってつぐなった。彼もやはりサムライだった』と発言していたが、日本はおかしい」と早口でコメントしたのが印象的だった。

文   モンブラン
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