光市事件「こんな法廷テクニック、どこまで通る?」

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   山口県光市・母子殺害事件の広島高裁差し戻し控訴審第2回公判。「被告人質問」で元少年が、7年7カ月ぶりに事件の経緯を説明した。その中身は1、2審とは打って変わって殺意を否認。番組では『狡猾』の2文字が。

こんな法廷テクニックどこまで通るのか?

   「死にたくないという意識が露骨」で始まった大村正樹リポーターの説明によると、出廷した元少年は「(被害者の)弥生さんを見て、亡き母を感じた」「甘えたかった。頭をなでてもらいたかった。危害を加えるつもりはなかった」「赤ん坊は抱いたとき手に力が入らず滑り落ちた」などと、乱暴目的や母子への殺意を否認した。

   無期懲役が下された1、2審では起訴事実については一切争わなかったのに比べると180度の転換。しかも元少年は、1審判決後に友人宛てに「かわいい犬がいたら襲うのが当たり前」などと書いた手紙を出している。

   「いまさら何を恥知らずな」といった印象の被告人質問だったが、元少年は、3時間にわたって身振り手振りで"熱演"。途中、「自分が言います」とばかり、発言しようとする弁護士に指を立てて制止する余裕の仕草もあったという。

   シナリオ兼演出は、死刑廃止を主張する人権派の弁護団(21人)。この日は16人が出廷したが、「警察・検察によってねつ造された事件だ」と、傷害致死罪を主張した。

   女優の高木美保は「死刑廃止の議論がこんな軽々しいやり方では逆効果になる」と弁護団を批判。キャスターの小倉智昭も「こんな法廷でのテクニックがどこまで通るのか注目の裁判ですね」。

   大村リポーターは弁護団側のプロパガンダに『狡猾』と大書した文字で取材の印象を示したが、『老獪』『鉄面皮』『恥知らず』も加えたい。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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