「勝てるものでしか勝負しない!」アシックス社長の大胆な決断
2007年09月22日06時00分
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(c)NHK
関西で放送されている経済番組「ルソンの壺」はNHK版「カンブリア宮殿」だ。独創的な発想でビジネスを成功に導いている企業の経営者が登場し、独自の経営哲学を説く。今回の主役はスポーツ用品メーカー「アシックス」の和田清美社長だ。
国内有数のスポーツ用品メーカーだが、90年代にはバブル崩壊や少子高齢化の波を受け、経営危機にまで陥った。ピンチを救ったのは「勝てるものでしか勝負しない」という思い切った方針転換だ。
新社長となった和田清美は、ゴルフやスキー用品など不採算部門を切り捨て、トップアスリートの製品開発で培った技術を生かせるスポーツシューズなどに特化した。
最近は健康志向を受けて、ウォーキングシューズも販売。得意分野に特化することで会社を立て直した和田清美社長の戦略に迫る。
「ルソンの壺」