2018年 7月 23日 (月)

讃岐うどんがピンチ! 道路政策の「とばっちり」なのか

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   「(こんなことが起きるのも)政治家は目に見える道路はドンドン進めるが、見えない下水道の整備を進めないからだ」(ジャーナリストの鳥越俊太郎)。

道路ばかり造っている場合かと

   全国ブランドになっている四国・香川県の讃岐うどん。それが今、ピンチに陥っているという。

   うどんのゆで汁に含まれる澱粉が、用水路などに沈殿し悪臭を放っている問題で、県が規制に動き始めたのだ。原元美紀リポーターが現地報告した。

   讃岐うどんの製麺所、うどん店は併せると、同県内に1000件以上あるという。下水道(普及率60%)が十分整備されていないためにそこから排出されるゆで汁は、排水溝から用水路を通って川や海へタレ流し状態。

   ゆで汁には高濃度の澱粉が含まれ、用水路の沈殿した澱粉が悪臭を放っているというのだ。

   県では2001年度以降の新設店には排水処理施設の設置を義務付けたが、大半の製麺所、うどん店はこの規制の枠外だ。

   そこで、今年度中に枠外にいる業者にも浄化槽の設置を義務付ける方針を固めた。県の担当者は事も無げに「浄化槽は1機、250万円から500万円にプラス、メンテナンスの費用もかかりますね」と。

   怒るのは零細業者たち。「小麦粉の値段は上がるし、どうしたらいいのじゃー。やめろというのか」「話にならん。やめないとしょうない」と怒りの連射。

   こうした業者から「浄化槽に補助金を」という切実な訴えが出ているが、県は「今の財政ではとてもムリ」。

   鳥越は「道路と違って、地下に潜る下水道の整備は日本では大幅に遅れている。下水道特定財源でもつくればいい」と、道路整備偏重策に厳しい批判を。

   赤江キャスターもこれに呼応して「道路ばかり造っている場合かと言いたくなります」と。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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