自分を「被害者」と思わない 「円天関係者の存在」が意味するもの

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   <テレビウォッチ>疑似通貨「円天」というめくらましで巨額の出資金を集めて破綻した健康食品販売「L&G」の波和二会長(75)ら22人がきのう(2月5日)、組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕された。「カメラがその一部始終をとらえました」と小倉智昭。

てんぷら屋さんか何か

   逮捕前夜から自宅に記者たちを入れた波会長は、「俺をなくしたら人類の大損失」「なぜ笑うんだ、このやろ」「(謝罪は)ありえない。一番の被害者は俺だから」と言いたい放題。

   きのうの朝は午前5時半すぎから近所の日本料理屋で、ビールを飲みながら朝食。ここでも記者に「詐欺の認識があったらこんなに偉そうにしてない」「1年間逃げも隠れもしてないぞ」。そして任意同行されるときも、「希望を捨てないで待っとれ」

   集めた金は3万7000人から2260億円。10万円以上預ければ、毎年同じ額の円天がもらえて買い物ができる「減らないお金」で、人を集めた。ターゲットは女性で、ねずみ講式の口コミが主だ。

   波会長は口が巧みで、当初は配当もあったために急激に拡がった。いまだにだまされたと思っていない人も多いらしく、返済を訴えているのは900人しかいない。

   レポートの大村正樹も、「会長が4年たてば戻ってくるといってるんだから、あまり風評をたてないでと、知人からいわれた」という。また弁護団も「逮捕者に上級会員が含まれていない」と懸念を表明していた。上級会員とは、早い時期の会員で、「子ども」を増やしていった人たちのことだ。

   小倉は「それらが詐欺に気がついてるのかどうか」

   諸星裕も、「難しいところだ。被害に遭った人が出てこないことにはどうしようもない」

   小倉は「いまだにわからない。初めて円天ときいたとき、てんぷら屋さんか何かかと思った」(笑い)「買い物してもなくならない。そんないいものがあるんなら、会員になります」

   藤田朋子は、「話聞いただけでおかしい」

   小倉はさらに「定額給付金には、円天がいちばん」(笑い)

   それにしても、あの逮捕劇のごちゃごちゃ取材はいただけない。いまは記者までが小型ビデオカメラを持って、声も拾おうとするからなおのこと。あれでは取材する側も信用されなくなる。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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