2018年 7月 20日 (金)

鉄道撮影ファンを撮影してみた その怒号と罵声と押し合い

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テレビウォッチ>列車を撮影するために線路内に立ち入るなど、鉄道(撮影)ファンの暴走ぶりがこのところメディアでよく取り上げられる。その背景には、ファンの増加や撮影にかける意気込みの過熱があるという話も聞いたりするが、実際の撮影現場がどういった状況なのか、シロウトにはなかなか知る由がない。

   動画サイトYouTube(ユーチューブ)の投稿動画を見ると、その一端をうかがい知ることができる。そこでは、めずらしい列車や引退する車両のお別れ運行などをカメラに収めようとするファンが多数つめかけ、罵声、怒号が飛びかうといった一種異様な光景が繰り広げられている。

   昨2009年初めの高崎駅、電気機関車EF65のさよなら運転時の映像では、駅の狭いフォームにカメラを掲げたファンが密集し、まるで都心のラッシュ時のよう。「おすなよ!」「イタい!」といった叫び声が聞こえ、駅のアナウンスが「危ないから下がって」と繰り返す。そのなかで、「言ってもきかない。イベントを中止にしろ!」とまた怒号。

   この列車が横川駅に到着した際には、向かい側のホームから身を乗り出す撮影者や、線路に下りて撮影しているような人影が映っている。

   09年11月の大阪駅では、「フラッシュ撮影はしないでください」という駅のアナウンスを無視して、列車にフラッシュを浴びせる撮影者多数に、他の撮影者が「(フラッシュを)焚くな!」「やめろ!」と口々に叫んでいる。マナー違反を注意するのはいいとしても、なんだかとても殺伐とした雰囲気だ。

   こうした怒号、罵声がその場に居あわせた第三者に向けられることもままあるようだ。列車の写真を撮るのに邪魔になる、といった理由からである。07年の大宮駅では、ホームに立っている駅員に対して、「(撮影の)邪魔だよ!」「しゃがめー、コラー!」「タコ!」「空気読め!」「しゃがめよ、この野郎!」など、大声の罵声が次々と浴びせられた。この駅員は最終的にしゃがまざるをえなくなってしまったようだ。

   こうした動画は「罵声」「罵声大会」などのキーワードとともに多数アップされている。なかには再生回数で数十万回を超えるもの、昨今、再生数が急増中のものもあり、鉄道撮影の有り様に関心を持つ人が増えていることがうかがえる。

OP・コンチーネ

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