熊本・女児殺害20歳「大人」と会話できず大学仲間とも不適応

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   何の罪もない熊本市の3歳の女の子が遺体となって発見された。1人で入ったスーパーのトイレで殺害されたとみられている。死体遺棄の疑いで20歳の大学2年生、山口芳寛容疑者が逮捕された。家宅捜索では少女への関心を示すような本などが押収されている。こういった事件、どうすれば防ぐことができるのか。

   容疑者山口は事件当日の午後4時前にスーパーに来て、約3時間45分も過ごしていた。ボーっと立ったりしていたが、午後7時20分ごろはトイレの待合スペースのベンチにいた。被害者の幼女がトイレに行ったのは午後7時半。それを追うようにトイレに入り、約15分後に大きく膨らんだリュックを背負って出てきた。そうした様子は防犯カメラや買い物客が見ていた。遺体が発見されたのは、そこから約650メートル離れた川の水路。警察の調べに、「自分がやったことがばれたら重い罪になると思い、怖かったので遺体を捨てた」と話している。

悶々として抑えきれなくなった衝動

   山口の心理状態について、コメンテーターの精神科医・香山リカは「大学入学以前にさかのぼってみることが必要だ」という。山口は高校時代はまっすぐで正義感も強かったというが、昨年(2010年)11月ごろから大学に現れなくなった。大学の仲間と適応できなくなるような状況ができて、コミュニケーションが取れなくなった。そのギャップから悶々とした気分が高まって、衝動を抑えきれなくなったのではないかとみる。

たまったものではない

   キャスターのテリー伊藤は「大人と会話できない人が増えている。そういうタイプが大人の女性には適応できなくて子どもに向かっていく。社会や周りはどう対応すればいいのか」と香山に聞く。

   香山「本人も自分の特性を自覚し、周りも理解してうまく指導していくしかない」

   では、具体的にどうすればいいのか。司会の加藤浩次がいう。

「加害者側から見ればいろいろな事情があろうが、被害者や家族にしてみればたまったものではない」
文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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