あなたがやってる「子どものしつけ」スウェーデンでは法律違反!

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   虐待まではいかなくても、子どもをきつく叱ったり、ときにはカッとなって手を上げたりという経験は多くの親にあるだろう。普段はやさしく接しているから、これもしつけと思っているかもしれないが、欧米、なかでも北欧のスウェーデンでは違法行為となるのだ。

「叩く」「大声で叱る」「押し入れに入れる」はすべて禁止

   スウェーデンには「親子法」という法律がある。体罰を禁止する法律で、1979年に施行された。体罰の中には子どもを「叩く」「言葉で脅す」「押入れに閉じ込める」なども対象だ。いうことを聞かないときにお尻を叩いたり、騒ぐ子どもを「うるさい!」と叱ったり、甘えてきても無視したりなんてことは日本では当たり前の光景だけれど、スウェーデンではそんな親は法律で処罰されるのだ。

   スウェーデンでも30年前は「軽い体罰はしつけのために必要」と考えられてきた。ところが、「長くつ下のピッピ」などで知られる童話作家アストリッド・リンドグレーンのこんなスピーチをきっかけに変わったのだという。

「戦争のない現在でも、暴力はこの世の中にあふれています。子どもたちは、日々それを見たり、聞いたりして、最後には暴力というのは自然なものだと信じてしまうでしょう。だから私たち大人は、暴力以外の方法も必ずあることを、家庭の中から子どもに示すべきではないでしょうか」

   このスピーチの翌年に「親子法」が制定され、いまでは牛乳パックにも「叩かなくても子育てはできる」と印刷されるようになっている。

叱らなくても泣き止ませるコツがあった

   では、スウェーデンではどうやって子どもをしつけているのだろう。3つのポイントが紹介された。たとえばスーパーなどで子どもがぐずったり泣き始めたら、「静かにしなさい」と命令口調で制止するのではなく、低い小さな声で「イライラしてかわいそうね」とささやいて慰めるというのが1つめ。次に「おうちに帰ったら××で遊ぼうか」と関心をそらせる。3つめは抱きしめる。これでだいたいは泣き止むという。

   スウェーデンのお父さんは言う。

「小さな子供を叩くなんて、みっともない」

   子供2人の父親の中谷文彦アナが報告した。

「子供を叩くのは躾なのか虐待なのかで悩んでいるお母さんがいかに多いかということです」

(磯G)

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