2024年 5月 5日 (日)

「紳助復帰」どこが先鞭つけるか―水面下で動き出したテレビ局

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「金正男は大石内蔵助」放蕩演じて臥薪嘗胆

   文春が「金正男 独占告白!『金正恩、わが宿命の弟よ』」をやっている。これは東京新聞編集委員の五味洋治が文藝春秋から出す『父・金正日と私』(1月20日発売)のパブ記事ではあるが、なかなか読ませる。

   五味は金正男(40)に2回、7時間のインタビューをし、約150通のメールのやりとりをしたそうである。金は9歳の頃からスイスに留学し、その後放任されているうちに、本人曰く「完全な資本主義青年」になったという。そのためか、父・金正日にも直言し、核実験やミサイル発射実験について国際社会が憂慮しているといったという。また、1月3日に送ってきたメールにはこうあった。

「この世界で、正常な思考を持っている人間なら、三代世襲を容認はできません」

   正男は正恩とは1度も会ったことがないそうだが、正恩のことをこう心配している。

「祖父(金日成主席)に容貌だけ似ている弟の正恩が、どれだけ北朝鮮の人々を満足させられるか、心配です」

   さらにこう注文をつける。

「(後継者として)何をやるかが問題でしょう。北朝鮮の住民が潤沢に、豊かに暮らしていけるようにしてほしいと願います。兄としてです。この言葉を受ける度量があると信じています」

   金正恩体制のこれからについては、彼を象徴として存続させ、既存のパワーグループが引き継いでいくと見ている。五味によれば、金正男という男はただの放蕩息子ではなく、忠臣蔵の大石内蔵助のようにわざと遊び人のふりをしているのだそうだ。一つ間違えば弟から粛正されかねない孤独な兄。正男がこれからどのように動くのかが、北朝鮮を見る上で重要になることは間違いないようである。

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