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角田美代子けた外れのワル!中学生でナイフ忍ばせ、高校生で「売春元締め」
尼崎の「女モンスター」角田美代子(64)が主人公の大量殺戮事件はまだ謎だらけである。新聞、テレビはもちろんのこと、週刊誌を読んでも、なぜこの女がこのような大事件を引き起こしたのかよくわからない。取り巻きを含めて柄の悪いのはいっぱいいるようだが、だからといって娘が自分の親まで殺してしまうというのは理解しがたい。
いろいろ読んだ中では、新潮が美代子だけに絞っているだけやや分かりやすかった。美代子は1948年に尼崎市内の左官工の家に生まれた。中学時代にはナイフを背中にしのばせていたというから、桁外れのワル。私立女子高へ入ってわずか数週間で喧嘩沙汰を起こして退学になってしまうが、その頃すでに中学の同級生と同棲していたそうだ。
さらに、若い女を4、5人雇ってホテルに送り届ける「管理売春」の元締めだったそうな。その元手でスナックを開きママになる。さらに離婚して、横浜へと移り、伊勢佐木町にバーを開く。十数年後に故郷へ帰り「殺人カンパニー」の下地を作り始めていったという。息子を溺愛し、教頭を怒鳴りつけたり、卒業式に乱入したこともある。美代子の暴力装置として支えたのは戸籍上のいとこである李正則。全身刺青で野球をやっていただけに腕力は強い。
美代子たちに乗り込まれた香川県高松市の「谷本家」は一家崩壊、地獄のようになった。一家は後に美代子の息子と一緒になる瑠衣、姉の茉莉子、両親と静かに暮らしていた。そこへ李が入りこみ、美代子たちが乗り込んで阿鼻叫喚地獄が始まる。
「男らが庭に両親を立たせてホースで水責めにするのは序の口。美代子は『金を持ってこないとこうなる』と言い、娘2人に両親を執拗に殴らせていた。さらに両親は素っ裸で集落を歩かされ、親戚の家々を回って借金を申し込んでいた」(捜査関係者)
この事件の全容が明らかになると、まだまだ犠牲者が増えそうである。