2024年 5月 6日 (月)

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宍戸錠79歳痛快放談「今年は子ども作る予定だった」「ヴァギナだけは忘れちゃいけない」

   私と同じ年の吉永小百合ががんばっている。東映創立60周年記念映画「北のカナリアたち」が11月3日(2012年)から封切りされることもあって、「アサヒ芸能」では「永遠のマドンナ 吉永小百合の神秘」を連載しているし、「週刊現代」はカラーグラビアで「吉永小百合 伝説のプロマイド」をやっている。なかでも、2ページ目にある「小百合プロマイド 通算売れ行き」2位の写真がすごっく可愛い!! 中学生になりたてのころだろうか。少しはにかんだ笑顔が素敵!! これだけで現代を買う価値ありだと、サユリストの私には思える。

   暗いご時世、こんな時こそ痛快な読み物が読みたくなるものである。とっておきのが「週刊ポスト」にある。かつて日活で「エースの錠」といわれて一世を風靡した宍戸錠インタビューだ。インタビュアーは吉田豪。宍戸は年末に79歳になるが、「今年、子供を作る予定だった」と話し始める。相手はと聞かれて――

   「宍戸 相手はいたけど60歳だから。そいつがまあ、すごくて‥‥‥もう嫌で(笑)。そいつの友達もまた俺の追っかけでね。その人たちが28とか27だったらいいけど、60と58じゃ‥‥‥嫌だよ、こっちだって」。でも、今年中にはやろうと思っていると『断言』する。

   女の経験人数の世界第1位はウォーレン・ベィティで1万2775人、次にチャーリー・シーンで5000人だそうだ。どうやって数えたのかね? できるのはコンディション次第かと問われると――

「宍戸 いや、相手のね。こないだ、ちょっと年寄りもできるのかなと思ってヤッてみたらね、やっぱり年寄りとヤッちゃいかんな。人数にも入れたくねえよ!」

   人数にカウントするのか――

「宍戸 入れないよ。入れたくもねえ。入れるところもねえっていうか(笑)」

   中学生の時に同級生と「内緒で教える女のデカメロン」という猥本を作ったというから天才的早熟である。日活の仲間では二谷英明が凄腕で、女に関しては「あいつにかなうヤツはいねえよ」と宍戸が太鼓判を押している。

   そういえば、大学時代に私がバーテンダーをしていた銀座のクラブに二谷がよく来ていた。一人で来て馴染みの女の子と話す姿がチョー格好よかったのを覚えている。

   ある大物の4号と関係があったといわれるが――

「宍戸 まあ、『役者買い』が流行ってたわけ。育ててやろうかとか、そういうのが昔からあって。そういうのは一度、絶対経験しておかないといけねえなって思うじゃない。だから経験したんだけど、ホントに勃たなくなるわ。金をもらったり、洋服を買ってもらったりしてるとダメなんだよな。金を払う側にならないと勃たないな」

   その女とは別の女を赤木圭一郎に紹介したんだそうだ。52~53歳の連中を「若い子」と呼び、今でも東京・仙川のカウンターバーでナンパしているそうだ。女遊びといわれるが、向こうからしたら男遊び、女も計算していると語る。宍戸はかつてこういったことがある。

「スキーだのスキューバだのスカイダイビングだの、ほかの遊びが増えたのはわかるけど、海山空よりもすべての原点であるヴァギナだけは忘れないでほしい」

   ポスト批判もチクリ――

「宍戸 ただ、『週刊ポスト』でもヴァギナの特集をずっとやってるけど、あれはえげつないな」

   高倉健とほぼ同じ年だが、まだまだ十分に男臭い。こういう話を読むと、こちらまで何かしら元気が出てくる。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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