2024年 4月 25日 (木)

織田裕二まったく見せない「私生活」シスコ・ゲイタウンに高級アパート所有で憶測

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「織田(裕二=筆者注)は私生活は親しい友人にも明かさないし、普段どんな暮らしをしているかもしゃべらない。本人も『ベタベタした人間関係は好きじゃない、慣れ合いはイヤだ』とはっきり言っていて、『共演者から住所を聞かれたんだけど、飲みに誘われたりするのを避けたいから、わざと嘘の住所を教えていた』と漏らしていました。かたくなで、他人を寄せつけないバリアはすさまじい」

   こう「週刊文春」で語るのは織田を知る映画関係者である。「織田裕二、四十四歳。言わずと知れた、当代を代表する人気俳優である。『踊る大捜査線』シリーズの主演を務め、二○○三年公開の映画第二作目では日本映画歴代一位(アニメを除く)、百七十四億円の興行収入を叩き出している。今年九月に公開された『踊る大捜査線』のファイナル作も興行収入四十三億円を突破した。
   一方、私生活は厚いベールに覆われており、親しく付き合っている芸能人も極めて限られている。二○一○年八月にモデルで美容研究家の野田舞衣子さんと電撃結婚しているが、その結婚生活もまったく見えてこない」(文春)

   そんなプライベートを徹底して見せない織田が、遥か遠いアメリカ西海岸サンフランシスコの地にしばしば出没しているというのである。しかもここは有名なゲイタウンだというのだから興味をそそられるではないか。もう少し文春を引用してみよう。

「ゲイタウンというと、いわゆる『ゲイ・バー』のような店が並んでいる日本の新宿二丁目のようなイメージを持つかもしれないが、カストロストリートは、どちらかというと恵比寿や表参道のようなおしゃれな街にゲイ用のグッズショップなどが混在している。(中略)小誌記者が取材で訪れた際には、そのたもとの広場には、なんと、一糸まとわぬ全裸の男たちがたむろしていた。思わず目を疑ったが、この街では誰も驚かないし、眉をひそめる人もいない。日光浴なのか、一種のアピールなのか、定かではないが、ゲイの彼らは全裸にスニーカーという身なりで、新聞を読んだり、お茶を飲んだり、談笑したりして、『普段の生活』を楽しんでいるようだった。
『本来ならば、公然わいせつで警察が取り締まるのかもしれないけれど、そういうのはないですね。ここは開放的で自由。全裸のゲイは普通に見かける光景です。野放し状態だという批判もあるけれど、サンフランシスコはゲイのパワーが強いから、ある意味、権利として守られています』(カストロストリートの飲食店スタッフ)」

「外交官・黒田康作」ロケ中も共演者・スタッフと別行動

   こうしたサンフランシスコに織田はたびたび現れ、スーパーマーケットで買い物をしていたり、カフェで白人男性とお茶をしている姿が目撃されているという。

   野田舞衣子との結婚も、「踊る大捜査線」でタッグを組んだ仲間を含め、織田に近い関係者でさえ知らず、報道を見てみんな仰天したという。「織田はお気に入りのサンフランシスコを自身の主演ドラマ『外交官・黒田康作』ロケ地にプッシュし、結婚発表後の一○年十月に現地で撮影をしたのです。共演の柴咲コウや香川照之らがダウンタウンにあるヒルトンホテルで撮影クルーと一緒に宿泊していたのに、織田だけは市内のどこか別の場所に泊まっていました。早朝集合場所に現れ合流し、ロケが終わるとなぜか別行動をとっていたのです」(現地のスタッフ)

   そんな織田が足繁く通うサンフランシスコに何があるのだろう。文春が現地で取材してみると、何と織田は4棟もの高級アパートメントをそこに所有しているというのである。登記情報などによると、1997年10月から2008年にかけて購入していて、当時の為替レートで計算すると、総額8億1950万円が投じられていると書いている。そのいずれもが建築されてから100年も経っている年代物ばかりだから、不動産投機目的ではなく、相当なこだわりをもって織田が購入したことがわかる。

   地元不動産業者は、こうした物件はゲイの人たちが好みそうなものだと語っている。入居している人間たちは一様に口を噤み、織田と共同で会社を設立している人間もノーコメントだ。

   高倉健も撮影が終わると海外に出てしまう。日本より自由があるという理由だが、それだけではあるまいと憶測する人間も多くいる。文春のタイトルは「織田裕二はゲイの街の不動産王」。なにも織田がゲイだといっているわけではないが、人気者の気になる情報ではある。

朝の顔・森本健成アナこともあろうに痴漢逮捕とは…ストレス溜まりやすいNHK

   さて、最近の事件で驚かされたのは、NHKの朝の顔だった森本健成アナ(47)が強制わいせつ罪で逮捕されたニュースである。一瞬、痴漢冤罪かと思ったが、どうもそうではないようだ。「週刊新潮」がこう書いている。

「08年から朝のニュース番組『おはよう日本』で土日祝日のキャスターを務めていた森本アナが警視庁玉川署に逮捕されたのは、今月14日のことだった。
   その日、昼過ぎに仕事を終えた彼は、同僚らと渋谷駅近辺で飲み始め、2軒ハシゴして夕方には解散。渋谷駅から東急田園都市線の午後7時43分発、二子玉川方面行き急行電車に乗り、直後から真向かいに立っていた23歳の女子大生の服に右手を差し入れ、さらに下着の中にも入れて約11分もの間、胸を触り続けていたのだという。
『電車は帰宅ラッシュで満員状態。身動きもできない体勢で、我慢していた女性がついに『痴漢です!』と叫んで右手を押さえ、後ろの男性が森本を羽交い締めにして二子玉川駅で駅員に突き出した。下着の中にまで手を入れ、触り続けた時間も長いということで、強制わいせつ容疑での逮捕となった』(捜査関係者)」

   アナウンサーとしても評価され、好感度もよかったのに、残念なことになった。

   アナウンサーはもちろんだが、NHKはストレスがたまりやすい職場なのだろうか。以前、泥酔してタクシー運転手に暴行をした松平定知アナがいたし、万引きをしたとして辞めた辣腕プロデューサーがいた。社として、何らかの対策を講じるべきではないか。

維新・太陽「大阪の恋の物語」石原は晩節汚し、馬脚現した橋下

   ところで、ようやく解散・総選挙になった。安倍晋三自民党総裁との党首討論で解散を明言するという奇襲攻撃に出た野田佳彦首相は、なかなかの迫力だった。あわてた安倍総裁は支離滅裂な受け答えで、この人の胆力のなさを暴露してしまったが、近年にない面白い国会中継だった。

   都知事選挙とのダブルになったが、都知事選への関心が急速に失われ、これで自民党が推し、維新の会も推す猪瀬直樹副知事の当選はほぼ間違いないだろう。

   だが、けさ22日(2012年11月)のフジテレビ系のワイドショー「とくダネ!」に猪瀬副知事、宇都宮健児弁護士、松沢成文前神奈川県知事、笹川堯元衆議院議員が出ていた。宇都宮弁護士は社会保障の充実を旗印にするのはいいが、何をいっているのかわからない迫力のなさが心配だ。松沢前神奈川県知事は弁舌爽やかだが、猪瀬候補との違いが鮮明でない。笹川元衆議院議員は落ち着いた話しぶりに好感がもてるが、年齢的にも当選は難しいだろう。

   気になったのは、宇都宮が話しているときにも割り込んで、持論を押し付ける猪瀬のやり方である。石原慎太郎前都知事と同じように、他人の意見を聞かない非寛容なところを継承している人物が、再び都庁のトップに座るのは一都民としては願い下げにしたいのだが。

   そういえば、石原前都知事と橋下徹大阪市長の「変節」には驚かされた。あれだけ政策が合わなければ一緒にはやれないといっていた橋下市長が、原発政策一つとってみても大きく違う石原たちと手を組むのは、野合などというレベルの話ではない。橋下の正体見たりである。石原も持論をねじ曲げてまで橋下の軍門に下るとはどういう了見なのか。晩節を汚すとはこういう生き方をいう。

   文春のグラビアで石原と橋下の写真のキャプションに「慎太郎と徹『大阪の恋の物語』」とあったのは秀逸。「『東京で一つ 大阪で一つ』となったが、熱しやすく冷めやすい御両人の行く末が心配だ」とあるが、まさにそのとおり。

   だが、これだけはハッキリしている。もし万が一、石原が総理になったら、橋下のいうことなど一顧だにしないだろう。週刊新潮(11月8日号)が書いたように、「『石原総理』なら譲らない『反米』『反中』『核武装』」を推し進め、日本を「別の国」にしてしまうはずだ。

   今回の総選挙は、この石原・橋下連合がどこまで票を集めるのかが最大の関心事のようである。

「総選挙緊急予測」民主70~92、自民227~253、維新46~66、生活11~33

   「週刊朝日」は「緊急議席予測」で政治評論家の森田実、野上忠興、選挙プランナー三浦博史に票読みをさせている。森田は民主党は75、自民党は230、国民の生活が第一が15、みんなの党が25、維新が66と読む。野上は民主党が70、自民党が227、国民の生活が第一が33、みんなの党が30、維新が65。三浦は民主党は92、自民党は253、国民の生活が第一が11、みんなの党が23、維新が46である。3人とも自民党が復活し、公明党と合わせると過半数に届くと見ている。

   朝日の連載「ギロン堂」で田原総一朗は、野田首相は小泉純一郎元首相の郵政民営化イエスかノーかの選挙の時のように、TPP参加か否かを争点に掲げ一点突破しようと考えているのではないかと見ている。だが、TPPを唯一の争点にするのは無理があるだろう。

   「週刊現代」は選挙後に「安倍ー橋下連立政権」ができるのではないかと読む。票読みでは、民主党が50議席の大惨敗、自民党は200議席に届かず、維新は75議席獲得するとしている。

   文春は久保田正志政治システム研究所代表に予測をさせている。それによると、民主党86、自民党244、国民の生活が第一が16、みんなの党が21、維新が64と読んでいる。

   「週刊ポスト」は選挙予測よりも、民主党が大敗しても党に残る資金は200億円もあるというところに注目したり、民主党政権ができてからの官房機密費が、使われた13億3000万円を差し引いても22億円ぐらい残るのだから、即刻返納せよと、独自の視点で特集を組んでいる。

   お互い水と油以上に混じることのない平沼赳夫たちのグループと維新の会が、どのような政策を出してくるのか。きのう会った平沼の盟友、中山恭子参議院議員は、維新が私たちの政策に近づいて来るから心配はしていないといっていたが、本当にそうなるのか。見物である。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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