2024年 5月 7日 (火)

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島田紳助「芸能界復帰」に先手打った警察の山口組有力幹部ゴルフ逮捕

   同じポストに「七代目有力候補逮捕で始まる山口組VS警察『最終戦争』」が載っている。有力候補というのは11月30日に逮捕された山口組最高幹部の一人で、極心連合会橋本弘文会長のことだそうだ。ボクシングの元世界王者・渡辺二郎も同時に逮捕されているが、容疑は暴力団の身分を隠してゴルフをしたというのだから、別件逮捕に近いようである。だが、これは警察の本気度を示す逮捕だと捜査関係者がこう語る。

「これが一番効果的な逮捕のタイミングだった。警察は12月13日に神戸の山口組総本部で開かれる『事始め式』に橋本会長を出席させたくなかったからだ。来年1年間は山口組の今後を占う重要な年になる。そのキーマンとなる橋本会長を重要行事に参加させないことで、警察は山口組取り締まりの本気度を示したかった」

   この二人の逮捕にはもう一つの狙いがあるようだ。彼らが世間に知られるようになったのは島田紳助の芸能界引退会見からだった。紳助はトラブルを渡辺を通じて橋本会長に納めてもらったことから親しくなり、手紙やメールをやり取りする仲になった。その紳助の芸能界復帰が水面下で進められている。そうなれば、警察が芸能界と暴力団のつながりを黙認したことになる。

   「せっかく暴力団排除の流れを作ったのに、華々しく復帰をされては暴排条例の存在意義が薄れてしまう。暴力団との関係を公言するようなタレントに活躍してもらっては困るというのが本音だ」(先の捜査関係者)

   暴対法施行から約20年。警察と山口組の最終戦争がこれから始まるというのだが、くれぐれも市民を巻き添えにしないでほしいものである。


元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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