便器の水飲んだ桑田真澄のスポ根時代!もっと違う指導であるべきにプロの説得力
<日本の大疑問>(BS日テレ)

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   土曜の朝は地上波にろくな番組がないので、よくBSを見る。この日は元巨人にして元大リーガーの桑田真澄のインタビューであった。もともと巨人大嫌いの筆者だが、彼はクレバーなので解説も面白くてよく聞くし、今回の体罰問題に対する発言も、経験から出た説得力のあるものだと思っていたので関心があった。その詳細だ。
   彼は野球エリートだから、体罰も度々経験した。それこそ何十回も殴られたそうだが、殴られる指導で上手くなった自覚はなかったという。また、10時間もの練習をさせられたが、いくら体を鍛えてあっても、10時間も練習すると、疲れてしまって集中力がなくなるし、彼は休まなければ本番で上手くプレーできなかったそうだ。
   彼の若い頃、スポーツの最中に水を飲むのは逆効果だという通説が蔓延していて、どんなに喉が渇いても水を飲ませてもらえなかった。それどころかトイレの手洗いの水道も使えないようにされてあって、彼は死にそうに喉が渇いたので、苦肉の策で、便器の流し水を3回位流してから、手ですくって飲んだのだそうだ。可哀想に。
   彼は自分で考えることを奨励する。頭のいい彼だからこその発言だが、スポ根の時代は去り、今の若者には別の指導法があるという内容は説得力があったのである。だが、長嶋茂雄のように発言は時々トンチンカンでも、身体能力は天才的という人もいるので難しいところだ。じっくりとプロの主張を聞かせるいい番組だった。(放送2013年2月9日9時~)

(黄蘭)

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