2024年 5月 1日 (水)

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日本一金持ちユニクロ「柳井家」の相続税1952億円!節税対策なし

   『週刊現代』に日本一金持ちのユニクロ「柳井家」の相続がいくらになるかという記事がある。推定総資産7000億円というから、柳井正会長兼社長にもしものことがあれば相続税は莫大になる。これを妻と2人の子どもが相続するとなると、合計相続税額は約1952億円になるそうだ。相続税対策は財団法人設立か海外移住しか手はないという。まあ、こちとらビンボー人には全く関係ない話だがね。

   週刊文春がちと気になる連載を始めた。「ワイセツ前線異状あり2013」がそれだ。第1回は「『女性器グラビア』『幸せの時間』どこまでがセーフか?」。作家の渡辺淳一が新聞連載していたインポテンツをテーマにした連載が中止になり、『ヤングマガジン』に掲載されたAKB48河西智美の「手ブラグラビア」が児童ポルノ禁止法違反の疑いがあると急遽回収された。週刊現代、週刊ポストの人気企画「女性器特集」が警視庁から警告を受け、フジテレビ系列の昼ドラ「幸せの時間」は性表現が過激だと放送倫理・番組向上機構(BPO)から指摘を受けた。

   そういいながら週刊文春は性表現の最前線に突撃していくのだが、何のことはない、週刊文春ではこの手のグラビアができないために(やってもいいと思うが、女性読者が半数以上いるため女性読者を逃がしてしまのが怖いのだが)、活字で「わいせつ感」を出そうという趣向の記事のようだ。

   興味深かったのは生放送でアダルト番組を放送しているテレビ局・スカパー!プレミアムサービス「パラダイステレビ」のルポである。視聴者公募で集められた20代男性4人が、人気AV女優たちとHなゲームを展開しながら童貞卒業への熱意をアピールし、ネット投票で1位になればAV女優に筆おろしをしてもらうという番組である。

   生放送は選ばれた男が熟女女優の部屋に入り、震える童貞男に彼女が優しくキスするところまで。後日編集されて完全版として放送されるそうだ。「ネットであれだけ無修正の動画が流れている以上、過激さでは勝てません。企画が勝負です」(キラーコンテンツ局・高橋宏行次長)

   この「パラダイステレビ」はだいぶ昔からやっていた。私が『Web現代』というインターネットマガジンをやっていたのはいまから13年ほど前になるが、私のところの編集部員が、私に無断で女性が次々に着ているものをとって裸になるのを横でボーッと眺めているという役で出演していたことがあった。たしかニュース番組のアナウンサーの役で、AV女優がニュースを読みながら着ているものを脱いでいくという趣向のものもあったように記憶している。

   その頃はネットでも番組を流していたと思うが、なかなかの長寿番組である。こうしたことを取りあげて、週刊文春は連載をどこへ持っていこうとしているのだろうか。まさか、外性器特集で悦に入っている週刊現代や週刊ポストを取り締まれなどと、当局側に立った記事にはならないだろうね。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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