2024年 4月 29日 (月)

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NHKクローズアップ現代「大阪地検の虚偽調書」放送延期!圧力かけた身内記者

   『週刊ポスト』がNHKの番組放送延期の問題を取り上げている。週刊ポストによればこうである。<NHKの報道番組『かんさい熱視線』(毎週金曜夜7時30分~55分)だった。関西の「いま」を切り取る同番組の4月8日放送回は、「『虚偽自白』取調室で何が」と題され、被疑者が嘘の自白をさせられてしまう取り調べの実態に迫った。番組ハイライトは、10年9月、兄弟喧嘩の末に弟の首を絞めて窒息死させたとして兄が逮捕・起訴された事件の検証である。

   大阪地検の検事が作成した調書には「隙をついて背後に回り首を絞めた」「手加減しなかった」などと書かれてあり、兄が弟の首を絞めている認識があったかのように読める。しかし取り調べの模様を記録したDVDが裁判員裁判に公開されたことで検察のストーリーは崩壊した。

   DVDには調書に署名した後に、兄が「結果的にそうなってしまった」と話すシーンが録画され、兄の証言が調書の内容と食い違うことが明らかになったのだ>

   結局、調書は信用できないとして兄は無罪となり、大阪地検は控訴を断念した。これについては、NHKの「クローズアップ現代」でも放送する予定だったのに、延期になってしまった。それも待ったをかけたのはNHKの内部からだったというのである。NHK関係者がこう話す。

<「NHK東京本社の記者が検察の激怒を知って、上層部に進言したそうです。『証拠DVDを再度放送すれば番組関係者が検察に捜査される可能性もある』として、番組中止を訴えた。当局にすり寄る記者連中と、それに反発するディレクターの対立というのはNHKではよくある構図ですが、今回はあまりにもひどい」>

   そのうち放映される予定だというが、内容が骨抜きにされる可能性があるようだ。NHKのときの権力に弱い体質が、ここでも露呈したようである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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