NHKやり手プロデューサーに「モー娘。」肉体接待!?妙に詳しい民族派HPに抗議はせず

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<「『八重の桜』で注目を浴びているNプロデューサー。いまでこそエグゼクティブプロデューサーと持ち上げられているが、いまだにバーニング周防郁雄(社長※編集部注)との関係を切ることができないでいるため、本人も困っていると関係者に話していると言う。
   NがまだNHKエンタープライズ時代から仕事も遊びも周防に抱きかかえられ育ってきたからだ。特に関西に仕事で来た折には必ず、京都に足を運んで御茶屋『H』で我々と一緒に羽目を外したものだ。
   特に記憶に残っているのは、女性関係。私もテレビで見たことのあるモーニング娘の二人が途中で参加してきたのだ。周防から言われたので、小遣いを数十万づつ渡してやると喜んでいた。後に周防とNが宿泊している京都ブライトンホテルに送ってやったのだが、『周防さんもNさんも変な趣味があるのでいやなんです』と二人が酔った勢いでしゃべりながら周防とNの部屋に消えていった。
   先日、当時の立て替えた御茶屋の支払い代金をNHK・Nプロデューサー宛に請求したがなんの返答もないので、少額訴訟でもしようかと思っている!』(原文ママ。イニシャル表記はホームページでは実名)>

   これは『週刊文春』の巻頭特集「NHKが頭を抱える『八重の桜プロデューサー』モー娘。肉弾接待騒動」にある「大日本新政會」というホームページの文章である。この会は神戸に本拠を置く暴力団「松浦組」系の民族派団体で、上の文章を書いているのは、バーニングの周防氏とかつて『兄弟分』のような付き合いをしていた大日本新政會の笠岡和雄総裁だという。千葉の産業廃棄物処理場建設で両者の間に金銭トラブルが起こり、2年前に2人の仲は決裂したそうである。

   ここに出ているN氏はNHKの花形プロデューサー(56)で、大河ドラマ「天地人」で平均20パーセントを超える高視聴率を叩き出したドラマ制作のエキスパート。放送中の「八重の桜」の制作統括でもあり、全国各地の講演にもひっぱりだこのNHKの顔だという。そんな売れっ子プロデューサーの醜聞だが、芸能界のドンと暴力団がらみでは、NHKとしても弱っているのではないか。NHKの制作担当者がこう話している。

<「Nさんは『バーニングの人間』ですよ。周防さんに可愛がられ、便宜を図ってもらい出世したというのが局内の定説です。ドラマ制作にはジャニーズ派とバーニング派という派閥があって、バーニング派の首領が彼なんです。温厚な人柄ですが、外見とは裏腹にエリート意識が強く、したたかな人物です」>

   週刊文春は京都へ飛び、事情を知っている人間を当たっていく。そして<小誌はついに事件の『当事者』に辿り着いたのである。

   「女を運んだ私です」と語るのは、松浦組とも周防氏とも近い関係者。

   「実はあの夜、周防は祇園のお茶屋『T』に、ひそかに二人の女性タレントを待機させていました。周防がNを接待した『H』の宴会が終わった後に、周防からホテルに連れて来てくれないかと連絡があり、人目につかないよう気をつかって二人をホテルまで運んだんです」>

   この御仁、2人の女性芸能人の実名を出しながら、<「一人はモー娘。のメンバー、一人は宝塚出身の女優だった。 二人は笠岡氏のポケットマネーを受け取った」>と説明し、こう続ける。<「女たちは意外にもサバサバした様子でした。二人のうちハキハキした女の子は周防、もうひとりの無口な方がNの担当ということでした」>

   事実だとすれば、芸能界のドンだけあって豪勢な『接待』である。私も現役時代は何度か周防氏と食事はしたが、こんなことはまったくなかった。やはりNHKだからだろうか。

   ちなみに、NHK朝の人気ドラマ「あまちゃん」の主人公・能年玲奈や小泉今日子、小池徹平らがバーニング系俳優というのは業界では知らぬ者のない事実だと、週刊文春は書いている。これも接待の賜物か?

   N氏は周防氏と密接な関係かという取材に対して、こう答えている。<「そんなことはないですけど、密接って、何をもってそう言うのか……あのお、周防さんの接待は受けてません」>

   周防氏のほうも否定しているが、一方の笠岡氏は取材に対し、こういっている。<「あそこに書いたのは本当の話です。私はホテルの部屋の前で、周防の紹介でNと名刺交換をした。お茶屋代は私が払いました。秘密は墓場まで持ってくつもりやったんやけど、周防とのことやら、いろいろと許せないことがあってね」>

   NHK側はN氏の事情聴取をしたそうだが、ホームページの書き込みには抗議などしていないという。ここまで具体的に書かれた以上、視聴者に対してNHK側は何らかの説明をすべきであろう。

また友人の死…小沢昭一、坪内祐三、赤瀬川源平らに可愛がられた編集者からの宿題

   このところ続いている友人の死が止まらない。晶文社顧問の中川六平(本名・文男)さんが亡くなったと、けさ電話で知らされた。享年63歳か。中川さんは素晴らしい編集者であった。大学時代にベ平連活動に参加し、岩国で反戦活動の拠点になる「ほびっと」という喫茶店をやっていた。その当時のことは『ほびっと 戦争をとめた喫茶店』(講談社)に詳しい。

   哲学者の鶴見俊輔氏に師事し、多くのことを教えられたと話していた。小沢昭一、坪内祐三、赤瀬川源平、朝倉喬司、石田千さんなど、多くの人たちが彼の人柄と編集力を愛した。酒が好きで、私の事務所へもふらりと来て「元木さん、書かなくちゃダメだよ」とハッパをかけてくれた後、近くの居酒屋でよく飲んだ。

   肩が痛いとかで入院したら末期がんで、今年いっぱいかもしれないと伝え聞いていた。お見舞いに行こうと思っている矢先の早すぎる訃報である。あの優しい笑顔にもう出会えないと思うと寂しい。彼にいわれた宿題がある。本田靖春さんについて書けというのだ。必ず書くからね、六ちゃん。

山本太郎マザコンだからこじれた「隠し子トラブル」

   『週刊新潮』はよほど山本太郎(38)参議院議員が嫌いと見える。今週も「参院選投票日に誕生した『山本太郎』の隠し子」をやっている。8月24日(2013年)に妻と離婚し、それを隠して参議院選を戦ったことは以前報じたが、参院選投票日に付き合っていた女性、下村恵子さん(仮名・39)に子供が生まれていたというのである。

   週刊新潮によれば、女優の満島ひかりに似た美人で、東日本大震災後の反原発運動を通じて知り合い、深い仲になっていったようだ。事情を知る関係者はこう語っている。

<「子供を欲しがったのは、太郎のほうだったと言います。恵子さんも子供をつくれる年齢を考えてそれを了承し、『子供をつくろう』と2人で決めて行為に及んだ。そうしたらすぐに妊娠した、ということのようです。
   その後、太郎の母親が『私も同居することが結婚の条件』と言い出したのです。恵子さんがそれに難色を示すと、マザコンの太郎は『お袋に認めてもらわないと結婚はできない』と言う。恵子さんは『2人で子供つくるって決めて妊娠したのに責任を取ってくれないなんて』と泣いて訴えたそうです。(中略)
   太郎と恵子さんと赤ちゃんで、大阪にいる太郎の母親に会いに行ったという。そこで恵子さんは母親から『太郎の財産目当てなのか』などとヒドイことを散々言われたそうです」>

   この取材の時点ではまだ子供を認知していなかったそうだが、取材をしている間に『東スポ』が「スクープ公開 山本太郎議員 隠し子」という記事を掲載し、それで発売前に認知したそうである。妻と離婚したのだからさっさと結婚すればいいのに、逃げ隠れするからこうして書かれるのだ。反原発を訴えるときのように堂々とナゼできないのだろう。このままでは在任中顰蹙を買い続けた横峰さくらプロの親父のようになってしまいかねないと、心配になる。

アベノミクスで給料減っている!厚労省統計で14か月連続でマイナス

   『朝日新聞』9月3日付にこんな記事が載った。<厚生労働省が3日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報)で、パートを含む労働者1人がもらう現金給与総額は、前年同月比0・4%増の36万2141円と2カ月連続のプラスだった。1年前よりボーナスを多くもらう人が増えたためで、月々の賃金は0・4%減の24万2205円と14カ月続けて減っている>

   ボーナスを除いた月々の賃金は、残業代を合わせても26万957円と、1年前より0・3%減少しているというのである。

   『週刊ポスト』の「タクシー運転手100人に聞いたアンケート」で、景気が回復したという実感はあるか? と聞いたところ、72%が「NO」と回答している。

   景気回復がしていないのに消費税を8%に上げれば、それこそ未曾有の景気後退を招かないとも限らない。安倍首相は10月に決断するといっているが、週刊文春は麻生太郎副総理兼財務相が「総理は、消費税を上げないつもりだぞ」と、最近、党の重鎮にこぼしたと報じている。腹の内をのぞかせない安倍首相に、疑心暗鬼が政界で拡がっているようだ。

海外メディア「五輪招致どころじゃないだろ」福島原発・汚染水ダダ漏れ「日本政府の責任」

   その安倍首相が景気回復の起爆剤にしたいと頼みにしているのが「東京五輪」招致である。自らアルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席するという力の入れようだ。

   週刊ポストによれば、現在の「票読み」はこうなっているという。<●東京…東アジア、オセアニアを中心とした約3割前後 ●マドリード…欧州と南米を中心とした約4割強 ●イスタンブール…北アフリカや中東などイスラム圏を中心に約2割強>

   だが、ここへきて招致への最大の障害が起きてしまった。東京電力福島第一原子力発電所の汚染水漏れである。『サンデー毎日』が「『東京五輪』を脅かすフクシマ『ダダ漏れ汚染水地獄』」と報じている。<安倍首相自ら先頭に立つ五輪招致も、ここへきて「黄色信号」(超党派の五輪招致議連の自民党議員)が灯っている。その原因は、東京電力福島第一原発の放射能汚染水事故を巡るつたなさだ。原子力規制委員会は8月28日、汚染水の国際原子力事象評価尺度の暫定評価を「レベル3」(重大な異常事態)に引き上げた>

   原発問題への関心は海外で非常に高い。<たとえば、米紙「ウォールストリート・ジャーナル」は「汚染水をコントロールできない」と痛烈に批判、英紙「インディペンデント」も「事故は収束できるのか」と疑問を呈した。また米CNNや英BBCなどの報道番組も専門家のインタビューなどをまじえ、「技術的、政治的に解決は困難」と報じている>(サンデー毎日)

   外務省OBもこうも話している。<「海外の反応が高まり始めたのは、 7月22日に東電が発表した『汚染水が海に流れた』という時点から。東日本大震災の瓦礫が太平洋を越えて米国にも流れ着いた。潮の流れや海産物には国境がない。そこへきてダダ漏れタンクの問題も発覚した。東電がやったこと、と釈明しても海外から見れば、すべて『日本政府の責任』になるのは当然です」>

   それなのに安倍首相には危機感がないと、政治ジャーナリストの角谷浩一氏は語っている。<「福島第1原発からの汚染水漏れが明らかになった8月20日、安倍首相は山梨県のゴルフ場で山本有二衆院予算委員長らとゴルフに興じていた。汚染水問題に危機感が足りないのではないか。10月の臨時国会は間違いなく『汚染水国会』になる」>

   その上なんと! 2020年に首都直下型地震が東京を襲う危険があると週刊ポストが書いているではないか。防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏がこう話す。

<「貞観地震の9年後に、関東大震災クラスの南関東地震が起きている。史実は、震災の9年後にあたる2020年に首都直下型の地震が起きる可能性を示しているのです」>

   放射能に大地震。こんな危険な都市に五輪をやらせるのか? 週刊ポストは開催が決まっても、放射能問題に敏感な外国人選手の多くが来ないこともありうるとしているが、汚染水問題が処理できなければ、そうした声も上がるはずである。

   五輪開催国はもうすぐ決まるが、もし東京に決まったとしても『茨の道』はその後も続くことになる。五輪よりも被災地の復旧・復興、原発事故の収束をこそ急がなければならないこと、いうまでもない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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