2024年 4月 25日 (木)

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首相夫人・昭恵の筋金入り反原発「東京こそ考えるべき。ど真ん中に原発作れる?」

   もう一人、安倍首相を脅かす人間がいる。妻の昭恵である。特定秘密保護法にも若干の危惧を表明したが、反原発は筋金入りである。集団的自衛権にも反対を表明してくれないかと私は期待しているのだが、『週刊新潮』はそうした昭恵の行動が首相夫人の枠を超え過ぎているのではないかと窘め、このままでは反原発派に持ち上げられ、反原発派の象徴、ジャンヌ・ダルクにされるのではないかと危惧している。

   新潮によれば、2月17日に上野駅から福島県のいわき駅へ向けて安倍昭恵が出発したという。向かう先は福島第一原発。官邸の女性職員と東電の女性広報担当者が付き添い、原発視察である。彼女は以前から反原発発言を何度もしている。

「原発に関しては、これからもどんな天変地異があるかもわからない。何かあった時に、本当にパッとコントロールできるんだったらいいけど、それができない限り、やっぱり私は反対」(『女性セブン』2013年1月24日号)
「(日本が)外に原発を売り込んでいることに、私は原発反対なので、非常に心が痛むところがあるんです」(2013年年6月6日の講演)
「私が脱原発を言っているから、(中略)私の声が(首相の)心のどこかに引っかかってくれればいいなと思って言っている」(東京新聞2013年12月29日付)

   視察時間は1時間程度だから、細部までわかろうはずはないが、週刊新潮は心配らしく、視察を終えた昭恵に感想を聞いている。<「福島第一原発の事故状況に関しては映像で何度も見ていたので、原発に対しての思いが変わることはありませんでした。ただ、今後の原発について本当に考えなくてはならないのは、東京の人たちだと思うんです。何の負担もなく、電気をもらうだけもらっているのでは良くないでしょ。どういう方法があるのかは、皆で意見を出し合えばいいんです。

   東京のど真ん中だったり、東京に近いところに原発を作る選択肢も含めて話を始めるとかですね」>

   週刊新潮はそのいい方は反原発派のジャーナリスト・広瀬隆氏の著書『東京に原発を!』と同じではないかと心配しているが、彼女の「反原発」は本物のようだ。『家庭内野党』を任じる昭恵に「反集団的自衛権容認」の旗も持ってもらいたいものである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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