産婦「大量出血死」のぞみ助産院ほかにもミス!出産できず子宮摘出手術

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   出産直後に女性が大量出血して死亡したことで、適切な処置をしなかったとして16日(2014年9月)、業務上過失致死容疑で神奈川県相模原市の「のぞみ助産院」鈴木秀子院長が書類送検されたが、のぞみ助産院では同じような事故があった。

   森本さやかリポーターが報告した。「おととしにも水中分娩を希望し入院していた34歳の女性が、子宮の摘出手術を余儀なくされるという出来事がありました」

水中分娩で生まれず、院長が慌てて大学病院に搬送要請

   子宮摘出手術を余儀なくされた女性は「水中分娩用のプールに数回は入り、出産を試みましたが生まれませんでした。すると、鈴木院長が破膜しましょうと子宮に指を入れて膜を破りましたが、それでもダメでした」と話す。

行政チェックは?

   その後、女性の容体が急変し、鈴木院長が救急車を呼び北里大付属病院に搬送された。北里大で出産・治療に当たった産婦人科医師は「搬送されて来た時は羊水は汚れ、異様な臭いがしていました。出産は無事に済みましたが、赤ちゃんは細菌に汚染されていました。そのまま放置すればお母さんの命も危なくなるので、本人の同意を得て子宮摘出手術を行いました」と語った。

   「とくダネ!」はこの時の女性のカルテと病院医師と助産院との間でのやり取りの記録を入手した。医師は「数時間、破水しているのに放置したまま、細菌の感染を防ぐ抗生物質も使われていないというのはおかしいだろう」と手厳しく助産院を批判している。

   森本「これ以前にも何度かのぞみ助産院から北里大学病院へ緊急搬送されていた事例があったそうです。病院側は改善指導をしましたが、それには従っていなかったようです」

神奈川県では他の助産院でもトラブル

   司会の小倉智昭「なぜこれだけの問題がある助産院が出産に関わる行政にチェックされないのでしょうか」

   ゲストの医療ジャーナリスト・伊藤隼也氏が答えた。「助産院は医療機関ではありません。届け出制で、助産師が届ければ助産院を開業できます。そのため、行政が実情をなかなかつかめないという事情があります。私の知る限り、のぞみ助産院とは別に、神奈川県でトラブルを起こしている助産院がいくつかあります」

   子供を産むお母さんたちは、助産院も病院と同じように考えているわけで、行政はもっとしっかりとチェックすべきだ。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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