2024年 4月 27日 (土)

舞鶴女子高生殺害『無罪』の中勝美 女性刺傷逮捕!最高裁判決は正しかったのか?

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   2008年5月、京都府舞鶴市で高校1年の小杉美穂さん(当時15)が殺害された事件で逮捕・起訴され、最高裁で無罪が確定した中勝美容疑者(66)がきのう5日(2014年11月)朝、大阪・北区でホテル経営の女性を刺して殺人未遂で逮捕された。前の事件との関連はないが、やっぱり気になる。

ホテル経営の女性11か所もメッタ刺し!9月に出所したばかり

   きのう朝9時前、大阪・北区の雑居ビルで「女性が刺された」と110番通報があり、警察官が駆けつけると、2階のホテル内にナイフを持った中がいた。被害者は吉留博美さん(38)で、顔や首、胸など11か所を刺されていた。中は刺したことは認めているが、「金銭トラブルがあった。以前ママのもとで働いていた。(事件は)正当防衛だ」と殺意は否定しているという。

   中は舞鶴女子高生殺害事件で12年12月に大阪高裁で無罪判決を受けた後、昨年5月に窃盗容疑で逮捕され1年2か月服役して、この9月に出所したばかりだった。出所後、事件のあったホテルで先月まで働いていたという。この時期に接触があったという男性は、中から何度か金を貸してくれといわれたという。

   中は1973年に男女2人を殺害し、人質をとって立てこもる事件を起こして懲役16年の判決を受け、12年で仮釈放になっている。舞鶴事件のときにこれも報じられていたが、それぞれの事件に関連性があるわけではない。

一事不再理ではあるけれど...

   司会の小倉智昭「これは特異な報道の仕方になるのかもしれません。昔は容疑者に前科があれば、付けて報じたが、最近は前科には触れなくなりました。しかし、この事件は過去の事件のフィルターをかけて見ざるを得ません」

   田中良幸レポーター「どういう人物なのかを語るうえで、舞鶴事件に触れざるを得ない」

   小倉「11か所も女性を刺していて、正当防衛は不自然ですよ」

   宋美玄(産婦人科医)「舞鶴事件は疑わしきは罰せずで無罪になったわけで、本来は色眼鏡で見るべきではないでしょうが、正当防衛というのは、女性から殺されそうに なったということですからね、これは不自然ですよ」

   古市憲寿(社会学者)「これで舞鶴の真相はどうだったんだということになりますよね。今回の調べでわかったらいいのですが」

   小倉「たとえ真相がわかっても、裁判では無罪が確定していいますからね。一事不再理で後は民事しかない。それにしても、どうしてこう事件を起こすのか」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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