2024年 5月 8日 (水)

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LCC乗るならここをチェック!国交省HP「航空輸送の安全にかかわる情報」

   ドイツのLCC(格安航空会社)の事故原因は、重度の精神疾患を患う副操縦士による意図的なものだったとの見方が強いようだ。このジャーマンウイングス社では精神面のチェックは採用時だけで、副操縦士は通院していて、事故当日も「就業不可」という診断書をもらっていたのに会社に報告していなかったというのだからひどい話だ。

   週刊文春によれば、このような操縦士による意図的な墜落事故は珍しいものではなく、<最近だと、一昨年十一月のモザンビーク航空の墜落や、昨年三月にレーダーから消えたマレーシア航空370便も、意図的な操縦が原因と見られています>(航空評論家・杉江弘氏)。操縦士が現状に不満を持っていたり、労働環境の問題が背景にあるというのだ。

   日本でも次々にLCCができているが、安全面は大丈夫なのだろうか。杉江氏によると、LCCは「ブラック企業化」しているという。給料は大手の約7~8割で、1日にこなすフライトは大手が2~3回なのに、4~5回になることがある。休憩時間もほとんど取れないから疲労やストレスがたまりやすく、定着率が低く操縦士不足のために十分な訓練時間を確保しにくいという構造的な問題があるとも指摘する。

   日本の安全基準はまだまだ厳しく、指定医による「航空身体検査証明」の取得も義務づけられており、有効期限は1年間で、60歳以上の機長だと半年だという。だが、より安全なLCCを選ぶには、国土交通省のホームページ「航空輸送の安全にかかわる情報」欄を見てからにしたほうがいいと杉江氏が話している。ここには操縦士の訓練不足や整備に手抜きなどについての行政指導や注意が一覧になっているそうだが、飛行機が無事目的地についても、今度はいつテロに襲われるかもしれないと思うと、海外旅行がどんどん遠くなっていく気がする。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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