お洒落な調理器具「スキレット」知ってる?SNSでブーム拡大中
瀬田宙大アナ「お洒落な調理器具として人気となっているスキレットというのをご存じでしょうか」と振る。
ゲストのタレントの水道橋博士も坂下千里子も「初めて聞いた」「知らな~い」
有働由美子キャスター「はやってないんじゃないの、本当は・・・」
瀬田「何をおっしゃいますか。相当流行っているんです」
そこで、瀬田アナが出かけたのは東京・新宿のアウトドアショップだった。店員が「スキレットはこれです」と取り出したのは鉄製のフライパンだった。西部劇映画などでカウボーイがたき火で料理する時などに使う小型のフライパンだ。人気は手の平サイズの6・5という直径が16・5センチのものだという。
柳澤秀夫NHK解説委員「初めからフライパンって言えばいいじゃないか」
家でもカフェ気分
神奈川県平塚市に住む主婦の小栗晃子さん宅のキッチンには、壁にスキレットが3つ下げられている。週に3~4回は朝食で使う。卵を落し、ベーコン、アスパラを入れて焼くと、あっという間にスクランブルエッグができた。高温になるので短時間で調理することができる。
そして、皿に移さず、スキレットのままテーブルに出すと「家でもカフェ気分ということでSNSで広がってブームになっているんです」と瀬田アナは伝え、試食した。「普通のフライパンで作るものより、卵の黄身のトロミがありますね」
フードコーディネーターのみなくちなほこさんは、スキレット調理で一番のおススメはスペイン料理「アヒージョ」だという。「アヒージョはニンニクと唐辛子に魚介類と野菜類をオリーブオイルで煮込む料理です」
高温を保てるので、具に火がしっかり入るのだ。
スキレットは100年以上も耐用性があり、油がすっかりなじんだのを「ブラックポット」という。ただ、手入れにはちょっとした注意がいる。瀬田アナが解説した。「鉄板の調理カスを拭き取ってぬるま湯でタワシで水洗いをします。このとき洗剤はNG。表面に馴染んだ油膜が剥がれてしまうからです。水を拭き取ってから火に掛けて水分を飛ばし、油を薄く塗ってから保存してください」
みなくちさん「手間を掛ければ掛けるほどいい子になってゆくんです。スキレットは」
(磯G)