「国勢調査」騙る不審電話や訪問!振り込め詐欺や空き巣の下見?

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   今年(2015年)は5年に1度の国勢調査が行われる。これに目をつけた悪い奴らが国勢調査を騙って電話を掛けたり自宅を訪問したりして、個人情報を聞き出そうとする事件が相次いでいる。

「国勢調査に関することです。年齢と家族構成を教えてください」

   東京・品川区内ではこんな不審な電話がすでに6件かかっていて、区の国勢調査担当者は「すでにそのまま答えてしまった人がいることは十分考えられる」という。佐賀県では「国勢調査で60~90歳の人に聞いています。家族構成を教えてください」という電話がかかり、主婦が「私は70歳です。息子がいます」と話すと切れた。

   電話だけではない。大阪府では直接男が訪ねてきて調査票らしき物を示して、「いま回収するのですぐに記入してください」というケースもあった。家の内部状況を知るために空き巣が下見に来ている可能性も考えられるという。

調査資料配布と回収は9月から

   国勢調査は人口、世帯数、就業状況など国民の動向を把握する最も基本的な統計となる調査で、年齢、家族構成、持ち家の有無、年収額などを記入するため、振り込め詐欺などに狙われやすい。不審な電話や訪問者に引っかからないためにはどうするか。

   調査は9月から10月まで行われ、まだ調査員の電話や訪問はいっさい行っていない。調査員は調査資料の配布と回収だけで、調査が始まってからも調査員が直接訪問して聞き取ったりしないし、電話調査も行わない。調査員は本人確認証、腕章を携帯しているので確認することができ、郵送された調査資料は中身や返送先を精査し本物かどうか確認が必要だ。

   今回からインターネットで回答できるようになったが、サイバーテロに無防備だった年金機構のデータ流出から新たな問題も出てきた。コメンテーターの久江雅彦(共同通信編集委員兼論説委員)は「総務省は管理に万全の注意を払ってほしい」と注文を付けた。

文   モンブラン
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