秋川雅史テノール歌手やめた?仏像彫りが本業・・・憧れの石川雲蝶に出会う新潟「棚田の里」旅

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朝だ!生ですサラダ(朝日放送・テレビ朝日系)>テノール歌手・秋川雅史さんは「今は歌が趣味で、本業が木彫刻。仏像を彫ってます、毎日5時間くらい。発声練習は1時間半くらいかな」なんて言って新潟に出かけました。新潟には江戸時代末期の彫刻師・石川雲蝶の名作、傑作が1000点もあるのですが、雲蝶こそ秋川さんの憧れの彫師なのです。

   「修学旅行に行く子供みたい」と、まず向かったのは「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」です。十日町市と津南町が共催している現代アート展で、山間の棚田や里に300点の作品が展示されています。

   1軒の藁ぶきの古民家がありました。すると、家の前で掃除をしていたおばさんが声を掛けてきます。「実はこの家自体が空き家作品なんです。寄ってってください」

   中にも作品が並べられていますが、農家レストランにもなっていて、秋川さんはおにぎりや漬物をいただいたりしています。こうなってはうたわないわけにはいきません。「千の風になって」が田んぼや畑を上を流れました。おばさんたちも「うわあ、しびれたわ。こりゃ、自慢しないとね」

   アート展は9月13日までだそうです。

最大で最高傑作!あでやかな色に彫られた「赤城山・西福寺」天井彫刻

   雲蝶の最大で最高傑作といわれる作品があるのは、「越後日光」という別名を持つ魚沼市の曹洞宗の名刹「赤城山・西福寺」です。「気に囲まれた大きなお寺です。ここにあこがれてきた天井彫刻があるのです」と秋川さんはちょっと声が上ずっています。住職の奥さんの明日子さんに本堂の奥の開山堂に案内されます。

   明日子さん「実はこの回廊からすでに雲蝶が始まっているのです。床板をご覧なってください。傷や節を修復したところがあるのですが、これが雲蝶の埋め木細工になっているのです」

   秋川さん「ああ、踏んでた。なるほど、木の葉、打ち出の小槌、筆などが掘られていますね」

   さて、いよいよ見上げると、天井に施した「道元禅師猛虎調伏の図」です。虎に襲われそうになった道元大師を龍神が守ったという物語が描かれていて、その精巧さ、鮮やかな色使いは圧巻です。「あでやかな色は岩絵の具というのを使っているのです。色が鮮やかで、深く掘られているのが雲蝶の特徴で、立体感が違います。ああ、これが写真で見て、いつか本物を見たいと思っていた彫刻なんですね」(秋川さん)

   雲蝶の木彫刻や絵、欄間などの彫り物が各地のお寺や神社に残っています。棚田の里の夏を歩きながら鑑賞旅なんていうのもいいかもしれません。(7月25日あさ8時放送)

葉月

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