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イチロー最多安打認めないピート・ローズの狭量「ハイスクール時代のヒット含めてるんじゃないか」
イチローが日米通算だが、ピート・ローズの最多安打記録4256本をあっという間に塗り替えてしまった。日本では号外が出て、日本のメディアは大騒ぎしているが、イチローには喜びの表情はなかった。新記録達成の会見で語られたのは、自分を見下し、自分を無視しようとする大打者への怒りだった。朝日新聞(6月16日付)から引用してみたい。
「僕は子どもの頃から人に笑われてきたことを常に達成してきているという自負はある。たとえば、小学生のころに毎日野球の練習をして、近所の人からあいつプロ野球選手にでもなるのかって、いつも笑われていた。悔しい思いもしましたけど、プロ野球選手にもなった。そして何年かやって、日本で首位打者をとって。今度アメリカに行くときに、首位打者になってみたい。そんなときもやっぱり笑われた。でもそれも2回達成した。常に人に笑われてきた歴史、悔しい歴史が僕の中にある。これからもそれをクリアしていきたいという思いはもちろんあります」「ピート・ローズが喜んでくれていたら全然違う。全然違いますよ。でもそうじゃないって聞いているので、だから僕も興味がないというか」
ローズはUSAトゥデー紙(AFP=時事 6月15日16時36分配信より)にこう話していた。「イチローにケチをつけようというんじゃない。彼はすでに、殿堂入りにふさわしい実績を残している。それでも、彼らは気づけば、『ハイスクール時代』のヒットを数に含めているじゃないか。(中略)野球に詳しい人間で、日本の野球とメジャーが対等だと言う人間がいると思うか? 私は思わない。こっちでうまくいかなくて、あっちで名を挙げた選手は山ほどいる。タフィ・ローズ(Tuffy Rhodes)とかね。こっちでは鳴かず飛ばずだった選手が、向こうで本塁打を(2001年に)55本打ったんだ。これは、まわりのレベルが関係しているとしか考えられない」
それを意識してだろう、イチローはこう話している。「偉大な数字を残した人がたくさんいますけど、その人が偉大だとは限らないですよね。偉大な人間とは限らない。むしろ反対の方が多いケースがある」
週刊新潮は、イチローを育て上げてきた父親チチローとイチロー夫妻の断絶がいまだに続いていると報じている。宣之さん(73)とは、8歳年上の弓子さんと結婚したことで確執が生まれ、弓子さんはわずか数か月で宣之さんの家から出て、神戸で単身暮らしていたイチローの許へ行ってしまった。
その後、メジャーへ移籍するということも当日の朝まで何も知らされていなかったという。父親を無視するような発言も続いた。<04年、シーズン258安打のメジャー新記録を打ち立てた際、『誰に感謝したいか』と問われたイチローは、二人三脚で歩んできた父には一切触れず、夫人と愛犬の名を挙げるのみだった>(週刊新潮)
チチローは息子の新記録達成の報を聞いて、「追いついたときは平静だったけど、追い越したときはこみ上げてくるものがあった。自然に涙がこぼれた」(朝日新聞より)と話している。
父と息子、いつの世でも相容れない仲ではあるが、3000本安打を達成したときには電話の一本でも父親にかけてあげてほしいと思うのは、私がチチローの世代だからだろうか。