2019年 11月 19日 (火)

荻上チキ「一夫二妻生活疲れた。元の鞘に戻りたい」気鋭の論客『男の身勝手』

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AV女優・香西咲が実名告発!アダルトもの出演に追い込むプロダクション仰天手口

   週刊文春には読み応えのある特集が多いが、人気AV女優の香西咲の実名告白がおもしろい。このところ、タレントとして勧誘したと思わせてAVに出演強要させる悪徳プロダクションの実態が明るみに出て社会問題化しているが、実名・顔出しの彼女の話は微に入り細を穿ち、この業界の悪辣さを浮かび上がらせる。

   香西氏が「マークス(後にマークスインベストメントと社名変更)」の社長・青木亮氏(40)と出会ったのは2010年だという。青木氏は当時六本木ヒルズに拠点を構え、投資会社という触れ込みだったそうだ。

<「面会した青木は、『俺なら君を売り出すのに、まずはストーリー仕立てのイメージDVD三本セットを発売して、芸能活動のフックにする』と持論を展開しました。肌の露出は『背中が見える程度』だと」(香西氏)>

   それから彼女をAVに出演させるべく追い込んでいく「洗脳」が8か月も続くのである。週1回の面談と自分の未来設計をノートに書き込ませるなど、私がみても念の入った洗脳の仕方である。

   一人の魅力ある女性をAVに出せばどれほど儲かるのかが透けて見える。相談係の女性をつけたり、マネジャーも何人かいた。そうして彼氏や家族から切り離され、彼女のまわりは青木氏の関係者ばかりになってしまう。そのうえ、占い師まで動員して洗脳した。そうして最初のAVに出演するときには<『思考停止』状態になっていました」(同)>

   約3年の間に三十数本のAVに出演し、ようやく独立を果たすのだ。<「私は、AV業界そのものを否定するつもりはありません。知っていただきたいのは、一部には悪質なプロダクションが存在すること。そして、私たちのように何本もAV作品を出し続けた女優たちの中にも、実は苦しみ、のたうち回っている人間がいるんです。なぜ辞めなかったんだと思われるかもしれません。ですが、抜けるに抜けられない状況に追い込まれ、搾取され続ける絶望感は、体験した者にしか分からない。青木の支配下に置かれていた頃、私にとってAV撮影は、自傷行為そのものでした」(同)>

   青木氏は週刊文春の取材に答えて、「出演するよう脅迫したことはない、AVであることを隠したつもりもない」と話している。香西氏ともう一人の女性は、青木氏を相手取って訴訟の準備に入っているという。彼女の勇気ある告発は次号も続く。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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