2024年 4月 30日 (火)

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城南信用金庫・吉原毅元理事長の慧眼「大企業相手のメガバンク生き残りはこれからが大変」

   週刊現代がこのままでは銀行が潰れるという特集を組んでいる。銀行なんて潰れて当たり前だと私は思っているから、読む気も起こらない。ここでも書いているように、三井住友銀行は10月21日から平日昼間であってもATMから現金を引き出すとき1回につき108円も手数料をとるという。ふざけるなである。私のような年金生活者は1回に1000円を下ろすということもある。それが手数料を引かれて手元には892円しか残らないのだ。

   競馬の三連単も100円で買える。それで1000万円馬券が当たるかもしれないのだ。しかし、100円足りなかったためにその馬券が買えなかったら、その責任をどうとってくれるのか。八つ当たりしたくもなるが、銀行というところは「利用者=お客」という意識がなさ過ぎる。

   城南信用金庫の吉原毅元理事長がこういっている。<「元々銀行の仕事とは、お客様の夢を実現し、困っている人を助けること。この根源的な役割に立ち返るべきです。

   そうしてお客様が成果を出し、新たなビジネスが生まれれば、そこで初めて自分たちも利益を得られるという風に発想を転換するべきです。

   そういう意味ではこれから最も苦しいのはメガバンクです。彼らの取引相手の中心は大企業ですが、大企業ほどすでに成長が終わっているからです。さらに成長しようとすれば、メガバンクもより大きなリスクを取らざるをえなくなる」>

   言うとおりだが、メガバンクのエライさんたちはそうは考えない。自分たちだけ甘い汁を吸って、後は知らないという人間が大半であろう。

   これから銀行も人工知能導入でこう変わるという話が続くが、ここは省略する。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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