パンダ繁殖で世界一!白浜・アドベンチャーワールドの母乳子育て法

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   「(世界で)もっとも成果をあげているのが白浜です」「その実績は、世界でも注目を集めています」(井上あさひキャスター)

   和歌山県白浜町の動物公園「アドベンチャーワールド」では、これまでにジャイアントパンダ15頭が誕生し、パンダ繁殖において世界でもっとも成果を出している施設といわれている。

   「その秘密は何なのか」といえば、パンダが本来、持つ母性を大切にし、母と子が一緒にいる時間を多くする「白浜独自の飼育方法」(番組ナレーション)だという。

   「母親の愛情をしっかり受けるとなると、将来の繁殖能力にかなりの差が出てくる。それは論文でも発表されている」(パンダ飼育歴10年の熊川智子・パンダ飼育員)

   白浜の飼育法は、まず母親に授乳を促すことからはじまるそうだ。パンダの赤ちゃんは死亡率が高いことなどもあり、母親パンダがなかなか授乳をしないときには、人間がミルクを与えるのが一般的だという。しかし白浜では母親が授乳するまで待ち続けるそうだ。

   飼育員の役割は、母子の生活を徹底的に支えることだという。たとえば、エサは、母親が赤ちゃんを抱いたまま食べられるように、口元まで差し出すそうだ。

   「母親と一緒に育てる、一緒にいる時間を大切にしたい。見守り続ける、いい環境を作り続けるというのをやっています」(熊川さん)

   そして母子を引き離すのは、健康チェックや治療など、最低限にとどめているという。

   こうした白浜飼育法は、ジャイアントパンダの生息地である本場・中国にも取り入れられるなど世界に広がり、受け継がれているそうだ。また白浜生まれのパンダ8頭が中国に戻り、繁殖に大いに貢献しているという。

   「彼ら(白浜)の取り組みに感嘆しました」(中国の飼育関係者)

   「パンダの生活環境もよく、成長ぶりもすばらしい。パンダという種の保護にも大きな貢献をしている」(別の中国の飼育関係者)

   「ボク、関西出身なので、身近なアドベンチャーワールドで見ていたパンダが中国の繁殖に貢献しているのは、誇らしい気持ちになりました」(大のパンダ好きだというフィギュアスケーターの織田信成さん)

「クローズアップ現代+」(3月14日放送「世界が注目!パンダの子育て~密着・愛と涙の180日~」

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