小栗、西島が切れのあるアクション 今期連ドラのナンバーワン
〈CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第3回〉(フジテレビ)

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   第1回の最初のアクションからド迫力で見入った。久しぶりにフジテレビ(実は関西テレビ)の力(リキ)が入った作品で、今期の連ドラ中、ナンバーワンと言ってもいいくらいである。主演の小栗旬と西島秀俊が抜群の切れ味だ。特捜班の稲見朗(小栗旬)は元自衛隊員で行動派、派手な立ち回りでワルを捕まえる。田丸三郎(西島秀俊)は冷静沈着な口数の少ない男、元は外事警察にいた。この2人が事件を追うのだが、所属する特捜班はスペシャリストの集まる秘密警察である。ボスの吉永三成(田中哲司)もなかなかいい。
   第3回は何かと噂のある大物政治家が、白昼堂々と車に乗ろうとした時に、マスク姿の3人組に報道陣の前で襲われ、射殺される。特捜班は特殊なロシア製の拳銃だと突き止め、持ち主の息子の少年院あがりが仲間2人と起こした平成維新軍のテロであると突き止める。その息子は少年院で知り合った兄弟の父親の事件から、義憤を感じてテロを実行したと分かってくるが、兄弟は逃走中。
   少し粗目の画面に、昔のフィルム回しのような臨場感があり、1時間で終わるのがもったいないくらいだ。警察ものは雨後の筍のごとく乱造されているが、精々がルックスの違いぐらいだが、この作品では5人のメンバーのキャラが細かく設定されていてなかなかである。特に警察庁警備局長の鍛冶大輝(長塚京三)の狸ぶりが不気味で、彼が命じる意図が果たして特捜班の味方なのか不明で面白い。
(放送2017年4月25日21時~)

(黄蘭)

採点:1.5
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