日本のテレビドラマなぜ人気ない?話が複雑でイライラすると海外で不評

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   数年ぶりに海外から帰ってきた友人が教えてくれたのは、日本のドラマがなぜ海外で人気がないのかということでした。数年前からマレーシアで仕事をしているその友人は、日本のドラマは複雑すぎて視聴する気が失せるからだというのです。

   複雑すぎるというのは、登場人物の思わせぶりな表情をくみ取り、1話完結ではなく次回どうなるかという展開を考えなくてはならないということらしい。

   それこそがドラマの醍醐味なんじゃないのと反論しました。でも、善悪がはっきりしていて、恋の行方もすぐ結論が出る方がマレーシアの若者たちには人気があるそうです。

   なるほど。言われてみればこれは日本国内でも同じです。ネットで検索すればすぐにある程度の答えが出てくる世の中で、来週まで結果が分からないなんてありえないのかもしれません。

   ドラマだけでなく、謎や前フリをしておいて、数分後には答えが出てないと視聴者はチャンネルを変えてしまう。これも動画サイトの功罪の一つだとは思うのですが、とにかくすぐ結論が出ないと長時間視聴は耐えられない。脚本や構成では満足させることができなくなっているのかもしれません。

評判ばかり気にして見失ってしまった本当の面白さ

   友人はもうひとつ印象的なことを言っていました。「どうして日本のマスコミはネットの意見を意識しすぎるのかね」。たしかにそうです。炎上すると放送中止ということがここ数年続いています。なんだってそんなにコンプライアンスを重視するんだ、自主規制ばかりしているんだというのです。

   批判している人だって、昔のテレビ番組を楽しんで享受してきているはずなのに、いったいどういうことなんだろうね、と。なぜ昔は受け入れていたのに、今はダメなんでしょう。批判する人、意見が違う人がいても屈しない姿勢も大事だと思います。

   友人が住むマレーシアは他宗教、多民族国家です。当然、人それぞれ意見は違います。あれはよくないと思う人がいる一方で、いいと思う人がいるのが当たり前の社会。よほどのモラルを反していなければOKとなる。不快に感じるのであれば、視聴しなければ済むだけの話なわけです。

   岡目八目とはまさにこれ。外から見ればいろいろわかる。日頃からわかっているようで、気付かせてくれる友人の一言でした。

モジョっこ

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