そのまんま、伊賀最強の忍者を演じた大野

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   「みんなのえいが」(2017年5月28日深夜3時20分~・TBS系)  7月1日に公開される嵐のリーダー大野智の主演映画「忍びの国」を特集した。天正伊賀の乱を題材に、織田軍と伊賀忍者の戦いを描いた戦国エンターテインメント大作。映画のあらすじ、撮影風景をはじめ、本邦初公開のアクションシーンなどを一挙公開。大野の単独独占インタビューつきというスペシャル版だった。

   無類の怠け者でありながら伊賀最強の忍者無門を演じた大野。「役作りはほとんどなかった」そうで、「中村義洋監督からは、『そのままでいい』って言われて。『そのままってどのまま?』と思いながら。『普段は怠け者で、いざとなるとやることはやる、そっくりじゃん』とか言われたことあって。いやいや、俺、そんな怠けてっかな?」と自問自答しながら演じたという。昨夏、2カ月半に及んだ撮影の前、唯一監督に「『体をちょっと柔らかくしといて』って言われて。ああ、そんなシーンがあるんだと思って」、腹筋・腕立て・背筋を続ける一方でストレッチ器具を購入して鍛えた。ところが、万全の体に仕上げたものの、「撮影にそんなシーンは1個もなかった」という。「もったいないから、未だにやってます、硬くなんないように」と笑う。

スタントなしの「死闘」

   見どころは「川」と呼ばれる忍者決闘シーン。4尺(約120センチ)の幅に2本の線を引き、平兵衛(鈴木亮平)とどちらかが倒れるまで死闘を続ける。線をはみ出せば後ろを取り囲んだ忍者から斬られる。負ければ、死体が2本の線の間に倒れ、川の字に見えることから命名された。至近距離でのスタントなしの殴り合いは、ジークンドーやフィリピンの伝統武術カリがベースになっており、生半可な気持ちで取り組むと命を落としかねない危険なものだった。勢い余って実際に顔に当ててしまったという。

   「すごい接近戦だったんですよ。どっちかが殺陣を1個間違えちゃうと、くらうんですよね、ほんとに」と殴られる真似をする大野。先に大野が殴られ、その後大野が殴り返す状態に。鈴木を殴った時は「いや、ごめんもなかったっすね。あーって感じですね、殴ってしまった方は。本人、痛がってんじゃないすか。『痛え~!!』って。その横であー、やっちまった」とパニクったようだ。「それがつらくて。 殴られた方のがいい。一瞬、痛いけども、痛み、すぐ消えるし。殴ってしまった方が耐えらんないぐらい、ウア~ッてなった」そうだ。「でも何か、これでお互い様だなとか思っちゃったり。良かった~とか思えたりね、フェアだなと思いました」

   鈴木とは 殴った際にろくすっぽ謝罪も出来ず、クランクアップ後もほとんど会う機会がないため、その時どんな気持ちでいたのか、知りたくてたまらない様子。「会話したいっすけどね。あんときどう思ってた? とか。実はもう一発くらわしてやろうと思ってたとかね。聞きたいっすけどね」と打ち明けたのだった。全力でぶつかりあったアクションシーン、殴られれば確かに痛い。殴るより殴られる方がいいとまくしたてた大野。優しさがにじみ出る忍者となっているだろう。

知央

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