都議選の選挙戦で「安倍辞めろ!」「帰れ!」の大合唱 自民大敗の原因は安倍政権のおごり

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   2日(2017年7月)投開票が行われた東京都議選は、自民党が歴史的大敗を喫し、「都民ファーストの会」が圧勝した。自民党が過去最低の38議席を大幅に下回る23議席にとどまった原因は、「安倍一強」をめぐる政権幹部の疑惑や閣僚の問題発言への批判に尽きる。

   その予兆は選挙最終日の1日に安倍首相が最後の応援演説を行った秋葉原駅前ですでに見られた。上路雪江リポーターがその一部始終を取材した。

   午後3時ごろから選挙戦最後の安倍演説を知って秋葉原駅前に集まった群衆が「安倍辞めろ!安倍辞めろ!」の大合唱。そこへあの森友学園の籠池泰典前理事長と妻の諄子さんが姿を現した。

   安倍首相から寄付された100万円を「返したい」とやってきたという。そのわきで諄子さんが「安倍辞めろ!」と絶叫したのをきっかけに群衆が「安倍やめろ」と書かれた大きな旗を広げてヒートアップ。

   午後4時20分過ぎ、ブーイングの中を到着した安倍首相が「建設的議論をしていきたいんです。皆さん、あのような、人の主張を訴える場所へきて演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしません。こんな人たちに皆さん、私は負けるわけにはいかないんです」。

   それでも「帰れ!帰れ!」の大合唱は止まず1時間半続いた。ちなみに安倍首相が選挙期間中に応援演説を行った千代田区を含む4選挙区で、自民党候補が当選したのは文京区(定数2)で一人だけだった。

都民ファースト55人で第一党に

   結局、開票の結果は小池陣営が追加公認を含め「都民ファーストの会」55人、立候補者全員が当選した公明23人、生活ネットワーク1人、計79人と過半数の64を大幅に超えた。

   一夜明けた3日朝、記者団に囲まれた安倍首相は「政権発足して5年近く、ゆるみがあったのではというご意見だと思う、政権を奪還した時の初心に立ち返って全力を...」と敗戦の弁を語った。

   一方、スタジオでは、圧勝した「都民ファーストの会」について政治評論家の有馬晴海氏は「現在の小池人気は国政レベルに当てれば東京都内だけで15人は当選するレベルにある。小池知事の任期はあと3年あるが、どこまで小池人気が保てるか。少なくとも衆院選が1年半以内にある。私はその前に小池さんは国政に打って出ると思う」と話す。

   「安倍一強」の反省具合と同時に、小池都政の今後を注視していく必要がある。

文   モンブラン
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