東京・練馬の幹線道路で、プロパン・ガスボンベが次々に爆発 原因は不明のまま?

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   6日(2017年8月)夜10時すぎ、東京・練馬区の新青梅街道の路上で、プロパンガスのボンベを積んだトラックから出火、ボンベが次々と爆発して静かな住宅街が一時騒然となった。火は1時間ほどで消し止められたが、一夜明けても原因などは不明のまま。これもまた、解せないところだ。

   近くに住んでいたスタッフが、事故直後からカメラを回したという生々しい映像があった。これに視聴者の映像もあって、状況はよくわかる。消防が放水する中、ボンベが一つまたひとつと爆発して、破片が飛び散る。警察官の「破片が飛ぶから、下がって、下がって」という声も聞こえる。

   現場近くでは、爆発の衝撃はものすごく、ビルの窓ガラス、駐車していた車のフロントガラスが割れていた。民家でもモノが倒れたり、時計が落ちたりしたという。消火後の現場はまるで爆弾事件さながら、車はバラバラになって、原型をとどめず、大きな破片が辺りに散乱していた。

   トラックに乗っていた2人は、軽傷を負っただけで済んだらしい。しかし詳細はわからない。「警視庁が原因を調べています」とだけ。

   司会の加藤浩次「爆発の衝撃はすごい」

   近藤春菜(お笑い芸人)「プロパンガスを運ぶのは普通のことですから、原因究明が必要」

   加藤「お祭りのために運んでいたという話があるようですが、夜で交通量が少なくてよかった」

   杉山愛(元テニスプレイヤー)「どうして爆発したのか」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「取り扱う人は細心の注意を払わなくてはいけない。当然資格も必要だろうし、どうなっていたのか」

   加藤「どうして引火したのか、今調べているということです」

   事故から10時間以上も経って、わかっていないはずはない。当事者2人が助かっているのだから。だが、取材をしていないのか、警察・消防が発表しないのか。映像があるからそれでいいのか。10時すぎのニュースでも、わかったのは、「ボンベは8本あった」というだけだった。

築地・場外市場の火災は「伝導過熱」が原因

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   この手のことが実に多い。3日午後、東京・築地の場外市場で起こった火災についても、ようやく原因がわかったという。これが、「伝導過熱」という聞きなれない言葉だった。

   東京消防庁によると、火元は人気のラーメン店の厨房だった。従業員は、翌日の仕込みをした後、出火の1時間ほど前に火を消して、帰っていた。しかし、鍋の後ろの防火用のステンレスを通した熱が、後ろの木材に伝わり、その熱で自然発火したのだった。これが「伝導過熱」で、この店のステンレスの後ろの壁はすでに炭化していたという。

   同庁によると、「伝導過熱」による火災は、昨年だけで21件起きており、一般家庭でも起こりうるので、注意が必要という。要するに、火元から壁まで、少なくとも10センチは離すようにという。

   これは綿密な調査の結果わかったのだろうが、発表までに3日かかっている。火災のプロがそんなにかかるはずはあるまい。メディアがおとなしく発表を待っているのが当たり前になったからではないのか。どうも気になる。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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