2018年 5月 27日 (日)

弱い野党に首相は今がチャンスと解散・総選挙 野党共闘なければ4割が死に票

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   28日(2017年9月)の臨時国会冒頭に衆院が解散し、10月22日投開票が濃厚になってきた。安倍首相は国連総会帰国後の週明け25日に事前表明し、国民に理解を求めるという。

   そこで番組では田崎史郎氏(時事通信特別解説委員)がゲスト参加し、野党が叫ぶ「大義のない解散」の与党(自民、公明)側の裏事情に迫った。

   その1 9月17日に行ったANNの世論調査で、不支持を下回っていた内閣支持率が41.3%と前回より3.7ポイント上昇、不支持の39.6%を上回ったこと。さらに政党支持率も自民党は46.2%と前回より8.1ポイント上昇したことが挙げられる。

   田崎氏は「北朝鮮の核やミサイル実験への対応が評価された」と見ているが、与党は森友、加計問題で急落した支持率が持ち直したことに気をよくしたようだ

   その2 民進党が離党騒ぎで混乱していることや国政進出を見据えた若狭勝代表の「日本ファーストの会」や民進党離党組の新党立ち上げが不透明で固まっていない。

   その3 民進党の前原誠司代表が共産党との共闘には反対し、与党が恐れる4党一本化の実現が危ぶまれていること。

   以上の3点から与党、とくに自民党は「議席数を減らすかもしれないが、大負けはしない」との読みで解散を固めたようだ。

参院選では1人区でも野党健闘

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   こうした与党優位の状況にコメンテーターらから野党民進党へ憤りの声が上がった。

   田崎氏によると「自民党対応で、野党が一本化すれば非常に強くなる」と見る。例えば16年7月の参院選で1人区32選挙区のうち、与党21に対し野党が11議席を獲得し善戦した。全選挙区1人区の衆院選で野党が一本化し統一候補を立てれば大いに力を発揮できるというわけだ。

   ところが前原代表は「自由党や社民党とは選挙協力の話をしていきたいが、(共産党は)あちらも民進とは連立を組むつもりはないと思う」と4党一本化には否定的だ。

   青木理(元共同通信記者)「衆院選では共闘しないと戦いにすらならない。不支持率の4割の票は共闘しないとすべて死票になる。有権者に対する責任も考えてもらわないと、ということでしょう」。

   菅野朋子(弁護士)「自民党が嫌だなという人も、共闘しないと割れることが分かっているので投票に行かない人が出てくる」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「(共闘しなければ)結果は多分中学生でも分かる。この中学生でも分かることが、どうも分からない人がいる。何を書生みたいなことを言っているのか。前原さんって、もしかして隠れ自民党なんじゃないか」。

   現時点で共闘しても与党から政権奪取できる可能性はほとんどないだろうし、共闘しなければさらに夢のまた夢の話だろう。逆に没落の心配の方が大きい。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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