2018年 9月 21日 (金)

米軍ヘリから落下物の小学校に中傷の電話 あいた口がふさがらないとはこのことだ!

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   沖縄の米軍普天間基地所属のヘリから小学校の校庭へ窓枠が落ちた問題。死者が出なくてよかったと胸をなでおろす一方で県民は怒った。ところが驚いたことに、当の小学校に非難の電話が集中したという。なんという理不尽。しかし理不尽はこれだけではなかった。

   事故があったのは13日(2017年12月)。宜野湾市の普天間第二小学校の校庭に、ヘリから窓枠が落ち、近くにいた児童1人が破片で軽傷を負った。米軍は「人為的ミスだった」と防衛省に報告。沖縄県の抗議にもかかわらず、事故から6日目の昨日(19日)、ヘリの飛行を再開させた。

   県と米軍の軋轢はまだ続くが、そんな中、事故から6日間に、小学校を誹謗中傷する電話が25件もかかっていたことが明らかになった。内容は、「やらせではないか」という考えられない邪推から、「学校が移転すべきだ」、果ては「沖縄は基地からお金をもらっているし、ヘリから何か落ちできてもいいじゃないか」というものまで。あいた口がふさがらないとはこのこと。「それでも日本人か」と言ってやりたくもなる。

   司会の羽鳥慎一「(最初のは)基地の移転を訴えるためにわざとやったのではないか、という。被害にあったほうが非難されるとは、ひどい話」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「SNSも含めて、本来守られるべき人が批判・中傷を受けるケースが目立つ」「こういうのをゲスというんだと思う。良心でやってはいけないことを軽々と乗り越えちゃう。ちょっとおかしい」

   羽鳥「25件が25人かどうかわからないが、25件は多い」

   玉川「沖縄の問題はよそ事で、理解もせず、沖縄負担は当たり前と思ってる人たちがいる。おかしい」

はあちゅうさんに中傷相次ぐ

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   おかしいことはもうひとつあった。「モーニングショー」が18日に取り上げた、作家でブロガーのはあちゅうさん(31)のセクハラ告発。これにも、SNSで執拗な中傷が続いているという。

   広告会社・電通勤務時代に、先輩のカリスマ広告マン岸勇希さん(40)が、はあちゅうさんにパワハラ、セクハラを重ねたという内容だった。当の岸さんは謝罪して、さらに昨日(2017年12月19日)自らの会社の役職を辞任し、退社したのだが、なぜか被害者のはあちゅうさんの方に中傷が続くという理不尽。

   羽鳥「これは少し前の話なのだが、『Me Too(私も)運動』に触発されての告発だった」

   浜田敬子(元アエラ編集長)は、「もともとはアメリカの映画プロデューサー告発から始まったのが、有名アンカーマンとかにも広がった。はあちゅうさんも悩んで覚悟を持って告発したと思うが、はあちゅうさんへの嫌がらせ、中傷が続いている」

   羽鳥「なんで中傷されるんです?」

   浜田「もっと個人的に解決すればよかったとか、はあちゅうさんの人格を非難するようなものもある。岸さんは謝っているのに、なぜ被害者を責めるのか、理解できない」

   電話もSNSも、鍵は匿名性だ。匿名だと過激になる。よくある炎上も、元をたどるとごく少数の人間だったりする。アメリカでは大統領選挙まで左右したと言われている。誰も防ぐ手立てを見つけられない。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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