「オリンピック人気」に食われっぱなし!ドラマ軒並み視聴率ダウン
ゴールデンタイムのドラマが、平昌オリンピック人気競技の中継放送とまるまる重なって視聴率が軒並みダウンしている。開会式とぶつかったTBS系「アンナチュラル」(金曜よる10時)の第5回放送は9・0%と、前回に比べて2・4%下った。男子ジャンプノーマルヒル決勝と重なった日本テレビ系「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」(土曜よる10時)の第5回目は7・1%、ジャンプラージヒル決勝と重なった第6回は8・1%で、第4回の11・0%から大幅に下がって、2ケタを維持できなかった。さらに、第7回はスピードスケートマススタートとぶつかる不運だった。
フジテレビ系の月9「海月姫」(月よる9時)第5回は高木美帆が銀メダルとなったスピードスケート女子1500メートル、高梨沙羅が銅メダルとなった女子ジャンプとダブルで重なり、第4回の7・5%から5・3%に急落、第6回もジャンプ団体の中継に食われて5・0%だった。
NHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜よる8時・総合)も、小平奈緒が金メダルとなったスピードスケート女子500メートルに食われて、14・3%と前週より下落となった。
好調「99・9‐刑事専門弁護士‐」は影響受けず
好調なTBS系「99・9‐刑事専門弁護士‐」(日曜よる9時)は女子モーグルとぶつかった第5回は17・0%で、第4回の16・8%よりむしろアップ。さすがに今冬人気ナンバー1のドラマだ。テレビ朝日系「BS~身辺警護人~」(木曜よる9時)、日テレ系「anone」(水曜よる10時)は注目種目とぶつからず、オリンピック中継の影響はほとんど受けなかった。
フジ系「隣りの家族は青く見える」(木曜よる10時)は第5回で4・6%と5%を割ったが、裏にとくに人気種目があったわけではなく、ドラマそのものの評価が低いということだろう。(テレビウォッチ編集部)