汚れたスニーカーを洗ってピカピカに! 最重要ポイントは「乾かし方」
きょう20日(2018年3月)の「スゴ技Q」では「スニーカー」を取り上げた。
気を付けて履いていても、スニーカーは汚れてしまうものだ。ポイントを押さえて洗えば見違えるほどキレイになり、お気に入りのスニーカーも捨てずに済む。
布製スニーカーの洗い方を、「洗濯王子」こと中村祐一さんが伝授した。
しつこい黒ずみには歯磨き粉を使って
大きめのおけに40度前後のお湯をはり、1リットルにつき5グラムの粉末洗剤を入れる。
中村さん「黒ずんでいる汚れや泥汚れを落とす場合は、粉末洗剤がオススメです」
繊維に入り込んだ泥汚れには、液体洗剤より洗浄力が強い粉末洗剤が適しているという。
お湯の中にスニーカーを入れて30分ほどつけ置きする。これで繊維が開き汚れが落ちやすい状態になるので、ブラシでこすって汚れを落とす。
落ちにくい汚れには歯磨き粉を使おう。指で汚れにすりこみ、ブラシでこすってかき出せば、歯磨き粉に含まれる研磨剤の力でしつこい黒ずみも落ちる。
ソールに付いた汚れは、メラミン樹脂のスポンジに水を付けて軽くこすればキレイに落ちる。
汚れをこすり落としたら、洗剤の成分が落ちるまでお湯で十分にすすぐ。1リットルにつき0.5グラムのクエン酸を入れてすすぐと、シミや黄ばみを抑える効果が高くなる。
最重要ポイントは乾かし方だ。自然乾燥を待つのではなく、洗濯機で脱水しよう。洗って白くなっても見えない汚れが水分の中に残っていて、脱水せずに乾かすとそれが表に出てシミになってしまうのだ。
洗ってから脱水したスニーカーとしていないスニーカーを比べると、9時間後には脱水したスニーカーはキレイに乾いたが、していない方は、乾きが遅いつま先部分にシミが出てきた。
脱水する際は、タオルなどをスニーカーの中に入れると、型崩れしにくい。時間は5~10分が目安だ。
副島淳プレゼンター「洗濯機のメーカーや機種によっては靴を脱水してはいけないものもあるので、取扱説明書を読んだりメーカーに問い合わせたり、是非確認してみてください」