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いくら週刊誌でもそこまでやるな!眞子さん婚約者・圭さんの父親自殺のほじくり
眞子さんと小室圭さんの近況について、週刊新潮と週刊文春が報じている。週刊新潮は巻頭特集だが、内容は眞子さんが母親の紀子さんと折り合いが悪く、ゴールデンウイーク中に毎年行かれる栃木県高根沢町にある御料牧場での皇太子一家たちとの静養に、眞子さんは行かないで、一人で過ごすそうだというお話。
週刊文春はそうではない。ついにやってきたかとタイトルを見てそう思った。これだけには触れてはいけない。それは週刊誌報道の一線を越えてしまうことになると危惧していたのだが。「小室家母子が見た修羅『父自殺』の真相」がそれだ。小室家の父親は横浜市役所の職員だった。2002年に38歳の若さで亡くなっている。それも自殺で。
そのうえ、1週間後には義理の父親も自殺しているのだ。この「事実」はこれまでも報じられてはいるが、このことを中心に据えた記事はなかったはずだ。これはタブーに斬り込むということではない。小室家の尊厳に関わることである。結婚する秋篠宮家と小室家の間で、実はこんなことがありましてと話すことで、何の関わりのない週刊誌が大声で言いふらすことではないはずだ。
しかも、読んでみても、なぜ自殺したのかは曖昧なままである。なぜ自殺したのかなど、一緒にいた妻でもわからないものではないか。それを第三者が推測でものをいい、週刊誌がさも真実のように書き散らす。誰にも隠しておきたい過去の2つや3つはある。秋篠宮眞子さんと結婚する息子の母親だからと、あることないことを書かれる。小室家の母と息子はもちろんのこと、結婚の意志がいまだに固いといわれる眞子さんの心中はいかばかりであろう。
週刊誌にも武士の情けというものがあってほしい。そうでなければ、週刊誌はいつか大衆からも見放される。