2019年 11月 19日 (火)

エンジェルス大谷翔平「右肘じん帯損傷」手術回避!まず打者で来週2日に復帰

印刷
建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   大リーグ・エンジェルスの大谷翔平選手は、右肘じん帯損傷の治療で再建手術(通称トミー・ジョン手術)は行わないことにした。まずは二刀流の打撃で復帰し、投球についてはしばらく様子を見ることになる。早ければ7月2日(2018年)のオリオールズ戦にスタメン出場予定だ。

   じん帯損傷の原因について、大谷のトレーナーだった中垣征一郎・現パドレストレーナーは、「人並み外れたパワーが体に負担をかけていたのではないか」と指摘をする。「大谷選手のように非常に出力の高い選手は、他の選手以上に小さなヒズミが体の負担になりやすい。いろいろな要素の組み合わせが、肉体的な『いき値』(限界値)を超えることになったのかなと思います」

   元大リーグ投手の野球解説者・岡島秀樹さんはこう語る。「スライダーを投げるときは、肘にすごい負担がありましたね。彼(大谷)はスライダーが得意で、投げる時に親指が上にいく。ボールが滑るのでしっかり握ればいいのだが、抜けないように力を入れてかいちゃう。そこで肘に負担がかかるんです」

本当のスター選手はけがの少ない選手

   筑波大・体育専門学の川村卓准教授は投球フォームの変化が原因だという。日本ハム時代と今の投球フォームを比較すると、肩のラインが違っていた。日ハム時代は水平だったが、今は斜めに下がっていた。

   「アメリカはマウンドの傾斜が強いことが影響しているのでしょう。傾斜が強い分、投球の際に体が前に進もうという力が大きくなります。それを行かせないために肩を下げるので、肘も下がりやすくなり、肘に負担をかけています」

   中央大理工学部の酒折文武准教授は、投球フォームと肘の関係を統計学を使って研究している。大リーガーの先発投手70人を調べたところ、けがをした選手は、けがのない選手よりボールを離すリリースポイントが体から遠いことが分かった。とくに、大谷は「普通の投手と比較して15センチほど体から離れて投げており、平均的な選手に比べ1.9倍ほど故障リスクが高い」と指摘する。

   武田真一キャスター「豪速スライダーやリリースポイントが肘への負担を大きくしているようです」

   元エンジェルス投手の長谷川滋利さんはこうアドバイスする。「エンジェルスの本当のスターになるためにはどうしたら良いかを考える、いい時期だと思います。どうやったらケガが少ない選手になれるか、柔軟性のある選手を目指して欲しい」

   *NHKクローズアップ現代+(2018年6月27日放送「ついに判断!大谷翔平 復帰への選択」)

文   モンブラン
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中