2020年 1月 30日 (木)

400万円の高度医療をたった8万円で! 悪質な外国人に食い物にされる日本の医療保険制度

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   日本の医療保険に外国人がただ乗りして治療を受けている――と聞いたら、保険料を払い続けている人は誰だって「え?」と思うはずだ。日本の保険制度に抜け穴があり、保険証を安く手に入れた中国人男性が約400万円の高度医療を約8万円で受けた事例もあるというから、もう仰天するしかない。

   番組では、外国人に超甘い保険制度の欠陥を問題提起している。私たちの保険料が食い物にされる事態は、あまりに深刻だ。

   今年(2018年)1月、60代の中国人女性が来日、約200万円かかる大腸がん治療を本人負担約2万円で受けた。「負担を大いに軽減できてうれしい。中国にいた時に保険料を払ったことはない」と言う。どうなっているのか。外国人は普通、日本の健康保険に入れない。それに治療費は原則自己負担のはずだが?

   しかし、仕事や留学目的で来日すれば保険に入れる。もう一つ、日本人の扶養家族には保険が適用される。

保険証の不正習得を指南するあっせん業者が暗躍

   この中国人女性は、娘が日本人と結婚したため、娘の夫の扶養家族となった。女性は「中国で年金によって十分に暮らしており、娘から援助を受けたことはない」というが、来日する1か月前に中国の病院でがんと診断された。そして娘から「日本なら保険で治療を受けることができる」と勧められたそうだ。「全部自己負担なら治療を受けなかったでしょう。治療が終われば中国に帰りたい」と話す。

   これでは、治療費を安くあげるために日本に来ただけのことではないか。わずかな保険料をその時だけ払った外国人を、長く保険料を払い続ける日本人が知らないうちに助けていることになる。娘は「中国の知人から日本の保険で高度な医療を受けられると聞いた」と打ち明けた。

   健康保険は、日本人の誰もが広く負担して互いに支えあう制度だ。外国人が治療のために一時的に来日し、安い負担で医療サービスを受けるための制度ではない。いわれのない負担を日本の加入者ががぶれば、保険の公平性が崩れ、制度不信も高まる。

   取材すると、こうした抜け穴を指南するウエブサイトが中国に多数あることが分かった。

   「30%だけ負担すればいい」「毎月9万円を超えた分は日本政府が出してくれる」「無料で医療を受けられる」といった誘いが並ぶ。

   保険証の不正習得をあっせんする業者もおり、「条件を満たせば、日本人と同じように保険を受けられる」「来日には他の(治療以外の)理由を言い、来日後に病気になったと言えばいい」と話す。「これを知るのは私たちだけ。日本人は知らない」とうそぶく業者もいる。ここまでくると、日本の制度につけ込んだ詐欺的な犯罪といっていいだろう。

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