2024年 5月 6日 (月)

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うどん屋になった暴力団元幹部「いまでも銀行口座作れない」暴排条例の運用緩和に期待

   山口組の動きが激しいようだ。週刊新潮によると、本家・山口組六代目司忍組長が、離脱者の受け入れを認めるのは8月いっぱいだと通達したというのだ。そのため、本家へ戻るのか、最後にひと暴れと考えるのか、出ていった組員たちは決断を迫られているそうである。

   そんな中で、組を抜けてうどん屋になった元暴力団の話がアサヒ芸能に載っている。福岡県北九州市の広域指定暴力団「工藤會」の元専務理事で、3年前に會を離脱した中本隆氏(52)である。

   2度も刑務所に入り、バリバリの幹部だった中本氏は、逮捕されて拘留中だった時、一般市民を狙う事件を會が起こしていたことを知り、脱退を決意する。16年に出所して、一時ベトナムのバーで働いて、戻って来て知人からうどんの作り方を教えてもらって、うどん屋を始めた。

   周囲の偏見を取り除くために、開店前に向こう三軒を清掃したり、街の行事に参加したりした。今でも夜は営業しないという。<「酒があると、そこで揉め事がないとは言い切れんでしょ。絡まれることもあるかもしれん。そこで騒動を起こしたら、やっぱり元暴の店やと言われる」(中本氏)>

   だが、暴力団排除条例にはこうある。暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者は、銀行口座も作れないし火災保険にも入れない。<「真面目にやっている者に対しては、ある程度の緩和は必要じゃないかと思います。銀行口座が作れないなら、就職後の給与はどうするんでしょうか。そこは政府もちゃんと取り組んでほしいです」(同)>

   これからも増え続ける元暴力団員を社会がどう受け入れていくのか。杓子定規なやり方では、彼らを元の世界や、より凶悪な犯罪者へと追い込むことになるのではないか。

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