2019年 12月 9日 (月)

素朴な田舎の司会者の花火紹介と協会のオジサンの的確な解説が素晴らしかった大曲の夏の夜
<テレビ万華鏡 私にはこう見えた!~大曲花火大会>(NHK BSプレミアム)、「秋田大曲・全国花火競技大会2018」(NHK BSプレミアム)

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   今年は秋田の当たり年である。金足農高が甲子園で準優勝し、吉田輝星投手がモテモテ。それに輪をかけての秋田大曲花火大会の大ドキュメントである。前者の方は、アベックや妻を亡くしたおじいさんや花火師たちなど、それぞれ立場が違う人物たちの「大曲花火大会」を見る視点の違いを追ったおしゃれなルポだったが、筆者が面白かったのは後者の花火コンクールの模様である。

   画面にはNHK秋田のアナウンサーと花火イベント主催者側の偉いオジサンだけ。ただひたすら花火コンクールの参加作品を映すのである。新潟や山梨や長野や茨城や東京などの有名花火製造会社が20以上も参加していて、規定の10号玉と自由玉と、加えて創作花火を音楽伴奏付きで挙げるのである。軟派音楽もあり、オペラ曲もあり、ミュージカルもあり、ハンガリアン舞曲もある。

   筆者は昔、両国花火大会を見に行き、吾妻橋の上で、余りに口うるさいお巡りさんと大喧嘩して以来、すっかり現地に行かなくなってしまった。だから専らテレビ観戦なのであるが、テレビ東京が生中継する番組は、とにかく司会者やタレントたちが煩い! 煩いのを通り越して騒音公害である。だから、近頃は見ない。

   あれに比べれば、今回の素朴な田舎の司会者の花火紹介と、協会のオジサンの的確な解説が素晴らしかったのである。受賞した作品は素人目にも工夫が凝らされていて、目の保養であった。(放送2018年9月8日23時45分~、放送2018年9月9日0時15分~)

   (黄蘭)

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