2024年 4月 27日 (土)

「新潮45」首縊りの足引っ張った小川榮太郎という幇間・・・著書は安倍首相政治団体がまとめ買い

ノーベル賞は無理だが、これなら真似できそう・・・本庶佑教授「ゴルフのための筋トレ」

   週刊文春に、座りっぱなしだと死亡リスクが4割も増すという特集がある。2011年にシドニー大学の博士を中心としたグループが、45歳以上の男女約22万人を対象に、平均2・8年間追跡調査したら、座っている時間が4時間未満の人に比べて、8時間以上~11時間未満の人は15%、11時間以上の人は40%も総死亡リスクが高いという結果が出たそうである。

   リスクを減らすためには当たり前だが、座っている時間を少なくすることだ。コロンビア大学での調査では、座っても30分未満に立ちあがると、早期死亡のリスクが55%低くなるという。

   この原稿を書くために8時から6時間以上座り続けている。いかん、立ちあがって何かしよう。慌てて立ちあがったが、立ちくらみがしてすぐに椅子にドスン。これでは身体にいいわけないな。

   週刊現代に酒とタバコは認知症になるという特集がある。タバコはわかるが、酒、とくにワインなどはボケ防止になるのじゃなかったか。週刊現代によれば、酒を飲むと記憶に関わる海馬という部分が委縮するそうだ。委縮が進むと、コルサコフ症候群を発症する。

   これは主に記憶障害になるので、新しいことが覚えられない、以前のことが思い出せなくなるそうである。赤ワインは一時的に血流がよくなるだけで、同じことだという。私は、他人の10倍は飲んできたから、もはや海馬はカチカチなのだろう。そういえば、きのうの夜、何を食べたかな?

   がんの免疫薬「オプジーボ」を生み出す研究をしていた本庶佑・京都大特別教授に、ノーベル医学・生理学賞が授与されることになった。10月1日の記者会見で、研究に対する姿勢を問われると、「好奇心」と「簡単に信じないこと」を挙げた。「ネイチャーやサイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割」「自分の目で確信ができるまでやる。それが僕のサイエンスに対する基本的なやり方」だと語った。

   これは今のジャーナリズムへの批判ではないかと、私は思った。実際、「STAP細胞騒動」の時、本庶氏は「マスコミは割烹着がどうだということしか話題にせず、STAP細胞がどういうものかを報道しなかった」と批判していた。

   ゴルフが好きで、エージシュートが夢だという。筋トレをやり、パターの練習をし、毎週ゴルフに行っているそうだ。私はゴルフは下手だが、自慢できることがひとつだけある。豪雨でも暴風が来ても、晴天でもスコアが変わらないことである。私も110歳まで生きればエージシュートができるかもしれない。

   「努力とはバカに与えた夢」といったのは立川談志師匠だったが、バカでもいい、早速筋トレを始めよう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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