2020年 11月 28日 (土)

ネット詐欺に巧妙な新手口「決済エラー詐欺」 クレジットカード情報を根こそぎ盗られる

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   ネットに潜む様々な危険に、またひとつ新たな手口が加わった。「決済エラー詐欺」というものだ。専門家が「これは本当に悪質で巧妙です」という手口は、いったいどんなものなのか。

   これまでも、宅急便の不在通知を装ったメールから偽サイトに誘導する手口や、決済アプリの不正請求などがあったが、これらは、サイト自体が偽物で購入した品物が届かない、などわかりやすかった。ところが、新たな手口は、本物のサイトの中に偽画面が仕組まれているので、騙されたことすら気づきにくい。

本物のサイトの中に偽物が侵入する

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   決済エラー詐欺では、ほとんどの画面は本物のネットショップなのだが、決済のときに入力する「クレジットカード情報の入力」の画面だけが偽物なのだという。

   これはショッピングサイトに犯人が侵入し、内容を改ざんして、偽画面を表示しているためだという。つまり、ユーザーは本物のネットショップで商品を選ぶのだが、購入する時にクレジットカード情報を入力させられる画面は偽物ということになる。

   この偽画面でクレジットカード情報を入力すると、エラーとなり再入力を求められる。すると今度は、本物のネットショップのクレジットカード情報入力画面に転移する。ユーザーは再びクレジットカード情報を入力。今度は正常に決済され、購入した商品も届くという仕掛けだ。

   正規の決済が完了して品物も届き、盗まれるのは「クレジットカード情報」というわけだ。盗まれたデータは、ヤミ市場で売買される。不正使用による被害件数は、わかっているだけで1万3000件にのぼるという。

   ネット・ジャーナリストの三上洋さんによると、通常の入力エラーでは、間違った部分だけ再入力を求める形が多いが、この偽サイトでは全情報が真っ白になる。大方は「なんとなくおかしいな」と思う程度で見過ごしてしまう。

   MCの国分太一「パスワードの入力エラーはよくありますよね」

   三上さん「昨年夏から増えてきた。サイトに侵入する手口を見つけたらしい。買った側も、ショッピングサイト側も気づきにくい」

   MCの真矢ミキ「(ショッピングサイトが)乗っ取られているんですか?」

   三上さん「侵入されている。大手は大丈夫だが、中小のサイトが4つ破られています」 では、どうしたらいいのか?

   三上さん「クレジットカードの利用明細を必ず見ること。ネットでなく、たとえ有料でも紙の明細書を見ること。60日以内なら保険で被害をカバーしてくれる」

   国分「大手が破られる可能性は?」

   三上さん「あります。警察も対策していますが......」

   カンニング竹山(芸人)「こういうことは重罪にしてもらわないと。キャッシュレス化の中で、防ぎようがない」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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