2019年 8月 18日 (日)

避難所をオープン、運営するのは被災者自身―災害に備えて知っておきたい「避難所のリアル」

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   東日本大震災が発生した2011年3月11日からきょうで8年ということで、博多大吉キャスターが「とっても大事なのに意外と知らない避難所について考えましょう」と切り出した。

   日本全国、どこで大災害が起こるかわからない。誰しも経験しうる避難所生活だが、そこでどんなことが待っているのかまで考えている人は少ないのでは。とにかく避難すれば、誰か仕切って指示をしてくれると思っているかもしれないが、実は避難所の設営は地域の住民自身が担うのだ。

   魚住優アナ「避難した後何をするのか、どんな生活になり、私たちは何をしなければいけないのか、知っておくべき避難所のリアルをお伝えします」

避難所内の安全点検も自治会メンバーが担う

   東京都葛飾区の区立葛飾小学校の場合、地域住民による約20人のグループ「葛飾小学校避難所運営自治会」が避難所の開設を担う。災害が発生したら学校に駆けつけ、「アクションカード」というマニュアルに沿って避難所を開設する。

   校門と校舎の玄関を開けるのは自治会のメンバーだ。鍵の保管場所や方法は自治体や避難所によって様々で、葛飾区の場合は避難所に備えられた「ブラックボックス」に鍵が入っており暗証番号で開ける。

   校舎内の安全が確認できるまで、校庭で避難者が待機する場所を設営する。夜間の場合は投光器と発電機を作動させる。避難者のおおよその人数やけが人の数を書き込めるシートを用意し、集めた情報を避難者に伝えるための掲示板を設置する。けが人が横になったり処置を受けたりできるようブルーシートも準備する。

   校舎内では「間仕切り壁に損傷がないか」「天井材が落下していないか」などの安全点検、トイレや職員室などあらかじめ決められた立入禁止の場所へのテープ張り、体育館内の居住スペースの設営などが行われる。

   避難者の受け入れを開始したら特設公衆電話を設置し、最後に区の担当者に避難者の受け入れを開始したことを無線で連絡すれば終了だ。

   魚住アナ「これらの作業すべて住民たちが行うんです。選ばれた20人の方々も被災しています。全員がすぐに揃うとも限りません。避難する私たちも含めた住民同士の手助けこそがスムーズな避難所生活のカギとなります」

文   ピコ花子
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