2019年 5月 19日 (日)

なかなか治らない「うつ」・・・原因は睡眠時無呼吸症候群だった!安眠補助で気分落ち込み軽減

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   日本人の15人に1人がうつ病にかかるというおだが、そのうち3割が治療しても1年以上症状が治らないといわれている。あさイチは「それ、本当にうつ病ですか」と調べてみた。

   馬場典子リポーター「そうした患者の中に、うつ病以外の病気や障害が見つかるケースが多いことが最近明らかになっています」

   うつ状態の典型的な症状は、(1)気分が落ち込む(2)気持ちが焦る(3)不眠/眠りすぎる(4)興味・喜びがなくなった(5)自分を責める(6)死について考える(7)集中できない(8)疲れている(9)食欲がない/増加――などだ。

   こうしたことは、うつ病、PTSDや双極性障害、ADHDなどの精神疾患・発達障害だけでなく、がんや脳梗塞などの体の病気、薬の副作用が原因になることもある。

   杏林大学医学部の渡邊衡一郎教授は「たとえば、せきと鼻水があると風邪を連想しますが、もしかしたらインフルエンザかもしれないし、肺炎かもしれない。(うつ症状でも)いろんな可能性を考えなきゃいけないんです」

大量の抗うつ剤を2年間飲み続け

   IT企業で働く田中守さん(仮名)も、意外な原因でうつ状態に陥っていた。仕事のストレスから気分が落ち込むようになり、2年前にうつ病と診断された。抗うつ薬など多くの薬を処方され飲み続けていたが、症状が改善せず、「このまま大量に薬を飲み続けて本当にいいのか」と考えるようになった。

   田中さんがとくに悩まされていたのが、昼間に頭がボーッとし、集中できないことだった。杏林大学医学部付属病院を受診したところ、「睡眠時無呼吸症候群」と診断された。

   睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に呼吸が止まることで血液中の酸素濃度が著しく低下する。睡眠が浅くなるだけでなく、脳内でストレスホルモンが分泌され、うつの症状が悪化しやすいという。うつ病患者の4割が睡眠時無呼吸症候群を併発しているという研究もある。

   田中さんは抗うつ薬に加え、寝ている間の呼吸を助ける器具を使い、睡眠の質を高める治療を始めた。

   田中さん「落ち込む程度が小さくなって、頭がハッキリしてきました。それが一番大きいですね」

文   ピコ花子
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