2019年 12月 9日 (月)

警官をおチョくる「挑発動画」 日本の警官は黙っているが、米国で同じことをした若者は...

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   警察官をターゲットにした挑発動画がSNS上に相次ぎ、その悪質さが物議を醸している。警察官の目の前、パトカーや警察署の前で腕や腰を振りまくって踊り狂う若者たちの動画が、動画投稿アプリ「TikTok」などに次々と投稿されているのだ。

   警備中の警察官を後ろから殴る真似をするものまである。目に余るものばかりだが、バカにされても警察官はじっと耐えている。

警備中の警察官を後ろから殴る真似をするものまで

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   なぜ、こんなバカげた動画が急増しているのか。若者文化評論家の原田曜平さんはこう説明する。「『いいね』や拡散が少なかったら、本人たちとしてもやっている手ごたえが少ない。トレンドに乗っかったうえで過去以上のことをやっているうちにどんどん過激になっていっている」

   問題の若者たちにとって、権威の象徴である警察官をターゲットにすることはハードルが高く、面白いというのだ。「チキンレースや肝試しという要素はあると思います」と原田さん。イマドキの度胸試しというわけだ。

   しかし、警察官を狙った悪質動画で実際に逮捕者が出たケースもある。2017年には、警察官の目の前で小分けにしたグラニュー糖をわざと落として逃走した「覚せい剤ドッキリ」動画が投稿されたが、仕掛けた男は偽計業務妨害の疑いで逮捕された。

   「ただ踊っているだけ」の若者たちも今後、偽計業務妨害の罪に問われる可能性がある。さらに、車道で踊ったり騒いだりした場合は「道路交通法違反」、警察車両をふさげば「威力業務妨害」もありえる。

   しかしなぜか、動画の警察官たちはじっと耐えていた。動画を撮られているので、下手に動けないと思っているのだろうか?スタジオでは「黙っている必要ない」「注意くらいすべき」「優しすぎる」と疑問の声が相次いだ。

米国のおふざけダンス男は放り投げられてオシマイ

   これが、アメリカだと全く対応が違う。ニューヨークの路上で、日本の挑発動画と同じように警察官の横で踊り出した男性。「どうした?」「ふざけているのか、お前。何がやりたいんだ」と警察官から阻止されるも、「躍っているだけだよ」と徹底して挑発し続ける。しかし、「クソ野郎」と、屈強な警官になすすべなく投げ出されて道路に倒れ込むと、背中を丸めてすごすごと去っていった。アメリカでは危険人物の可能性があると判断されたらすぐに取り押さえられてしまうのだ。

   千原ジュニア(お笑いタレント)「これは、まともな対応だと思います。警察官じゃなくても目の前であれやられたら、『お前なんや』ってなる。ましては仕事中なわけですから」

   堀尾正明(フリーアナウンサー)「あまりにも悪ふざけの映像が溢れすぎている。バイトがふざけて投稿した動画でお店の経営が悪化してつぶれちゃったり...。民法上でSNSの新しい法体系みたいのを作る時代なのかも知れません」

文   ピノコ | 似顔絵 池田マコト
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